お三の宮日枝神社 鬼退治で福を呼ぶ
「横浜開拓の守護神」ともいわれるお三の宮日枝神社=南区山王町=で2月2日、恒例の節分祭追儺式が行われた。祭典の後に行われた豆撒きには、氏子崇敬者約30人が参加。あらゆる諸悪の根源とされる赤鬼に「鬼は外、福は内」と掛け声をかけながら豆を投げつけ、退散させた。寒空の下、近隣住民らも集まり、迫力ある鬼の風貌と豆撒きの様子を楽しんでいた。
同神社の権禰宜の本道友里さんは「悪いものを払って福を招き、健康で幸せな春を迎えられるように、との願いが込められた節分祭が無事に終わりほっとしている。この伝統行事が先々まで続いてほしい」と話した。