村岡小1年・佐野さん 市長の前で“スイ〜” ランバイク世界大会の結果報告
足で地面を蹴って走るランバイクの世界選手権が今年1月、静岡県富士市で開かれ、村岡小学校1年の佐野楓さん(弥勒寺在住)が個人で8位入賞、団体でも準優勝に輝いた。今月6日には鈴木恒夫市長を表敬訪問。大会結果の報告と共に、ライディングも披露した。
楓さんが生まれる前、父の政基さんはランバイクのレースをたまたま目にし、大人のレースさながらの迫力に「子どもができたら挑戦させてみたい」と思っていた。楓さんの2歳の誕生日にランバイクをプレゼント。楓さん自身も競技にのめり込み、3歳で全日本を制覇した。大会全体で約500人がエントリーした先の世界大会でも初出場ながら、堂々とした試合運びで好成績を収めた。
表敬訪問時に「うれしかった」と少し照れ臭そうに大会を振り返った楓さん。「次は優勝を目指してね」という鈴木市長から激励金を受け取った後、時速27〜28Kmの速度が出るというカーボン製のランバイクに実際にまたがって走行した。
関東各地の練習場で日々スキルを磨く楓さんは競技の魅力を「たくさん友達ができること」と語る。来月上旬には、愛知県豊田市で開かれる全日本選手権へ出場する。