湘南いきもの楽校 長年の自然保護に表彰 馬入水辺の楽校運営で
市内に残る環境資源を生かした自然遊びなどを通じて環境保全活動に取り組む「NPO法人暮らし・つながる森里川海」(湘南いきもの楽校/臼井勝之理事長)が10月17日に「日本自然保護大賞2024」で特別賞を受賞した。12月7日には同法人が運営する「馬入水辺の楽校・リバーセンター」で受賞式が行われた。
同賞は日本自然保護協会が地域性、継続性、先進性、協働性の観点から、全国の優れた自然保護活動・生物多様性保全活動に取り組む団体を表彰するもの。
同法人は2001年に馬入水辺の楽校を開校し、不法投棄などで荒れていた自然環境を復元。その後も子どもたちの自然体験や、多様な環境学習活動を行っている。地域に根ざした活動と子どもから高齢者まで参加できる活動の幅広さなどが評価された。
授賞式では活動に参加する児童がスピーチし、「特別な場所だからずっとこの自然を守っていきたい」と話した。
臼井理事長は「表彰してもらえてとてもうれしい。これからもみなさんと楽しく水辺の楽校づくりができるように頑張っていきたい」と感謝を述べた。