清水エスパルスの宮本航汰が語る「背番号6」の“誇り” 杉山浩太さんや竹内涼選手が付けた中盤の象徴「覚悟や責任は誰よりも分かっている」
J1清水のMF宮本、「ボールに関わり続け、惜しむことなく走る」
清水エスパルスの宮本航汰選手が背番号を13から6に変更しました。杉山浩太さんや竹内涼選手らが付けた背番号6。自身もユース時代に付けました。竹内選手からも「どうだ」と勧められ、「6番を付ける覚悟や責任は誰よりも分かっている。6番とともに成長していきたい」と意気込みます。
一問一答
―背番号を6に変えた。
「高校時代にも付けた番号で、トップに上がったときから付けるのが目標だった。トップ昇格したときは杉山浩太さんが付けていて、レンタル移籍から戻ったときには竹内君が付けていた。本当に付けたかった番号だったというのが一番の理由。竹内君からも『どうだ』と言われていた。13番も結構好きだったので悩んだが、付けないで後悔はしたくなかった。6番を付ける覚悟や責任は誰よりも分かっている。チームを引っ張り、6番とともに自分も成長していきたいという意味を込めて変えた」
―昨季を振り返ると。
「1年を通して試合に絡めたのは非常に良かった。いい経験になった。ただもっと試合数も時間も出られたと思っている。なぜ出られなかったというと、決めるべきところで決めきれなかったり、勝ちきるところで勝てなかったりという部分があったから。課題は出たので、今季はより厳しいステージになるが、その中でも成長や目に見える結果を出していきたい」
―チーム目標は10位以内。
「もちろんタイトルやトップ3に入るのが大事だが、まずは3年ぶりに帰ってきて自分たちに何ができるのかというところを試す場になる。そういう意味では非常にいいと思う。そこに目標を置いてシーズン中にもっと上の目標を立てることもできる」
―個人としてJ1に向けて意識するところは。
「J1は強度ややるサッカーがはっきりしている。チームは今年も継続してアグレッシブに超攻撃的にという方針でいる。それがどこまで通用するのか試してみたい。昨季同様にボールに関わり続け、惜しむことなく走る」