ふじさわ省エネチャレンジ2024 かながわ信用金庫が最優秀賞 事業全体で35万kWhの節電効果
2050年カーボンニュートラルに向け、節電意識を啓発する「ふじさわ省エネチャレンジ2024」の表彰式が3月5日、市役所で行われ、かながわ信用金庫善行支店とプレス工業藤沢工場が鈴木恒夫市長から表彰された。
チャレンジは、23年と24年11月・12月の電気使用量を比べて節電率等を競うルールで行われた。
「省エネ最優秀事業所」は、節電率が最も大きかったかながわ信用金庫善行支店に贈られた。出席した同金庫の片岡祐二専務理事は、「時間外労働の削減や、蛍光灯をLED化するなどの努力が結果につながった」と取組実績を語った。
プレス工業藤沢工場は、節電量が評価され、「省エネ優秀事業所」を受賞した。鷹野清勝事務課長は、「設備更新や待機電力の見直しが功を奏した」と述べた。
鈴木市長は、「各事業所の取組は他企業の模範となる。ぜひ続けてほしい」と呼び掛けていた。
同時期に開催されていた家庭部門は2月15日に締め切られた。チャレンジを通じて両部門の合計節電量は約35万2千kWhだった。