料理家が30年かけてたどり着いた答え。定番メニューをアレンジ「白いミートソースのスパゲッティ」
毎日のごはんづくりに息切れぎみではありませんか? そんな方におすすめの書籍が『おうちごはんは日々のくりかえし。 料理家がふだん、気ラクに作っているレシピ』(KADOKAWA)。 スープ作家・料理家の有賀薫さんが、家族のために作っているふだんの料理をピックアップして紹介しています。 ボリューム満点の定番メニューも、ぱっと作れる麺&ごはんメニューも、有賀さん自身が30年間繰り返し作ってきただけあって、素材も工程もいたってシンプル。 リアルに使えるレシピ・助かるアイディアも満載なので、料理への気構えをラクにしてくれるはずです。
※本記事は有賀薫著の書籍『おうちごはんは日々のくりかえし。 料理家がふだん、気ラクに作っているレシピ』から一部抜粋・編集しました。
<シンプル気楽な「ボリューム麺」>白いミートソースのスパゲッティ
【材料(2人分)】
・合いびき肉...200g
・たまねぎ...1/4個
・セロリの茎...1/3本
・にんにく...1片
・塩...小さじ1/2
・水...60~70ml
・黒胡椒...少々
・オリーブオイル...大さじ1
・スパゲッティ...200g
・バター...10g
・(好みで)粉チーズ、カットしたレモン
【作り方】
1_野菜を刻む
たまねぎ、セロリ、にんにくはみじん切りにする。
2_ひき肉と野菜でソースを作る
フライパンに油をひいて中火にかける。合いびき肉を広げて入れ、動かさないようにして3分ほど焼く。1を加えて全体を混ぜながらしっかり炒める。塩と水を加えて加熱しながら混ぜ、とろりとしたら火を止める。
3_パスタとあえる
スパゲッティを袋の表示通りにゆでてザルに上げ、2に入れてバターを加え全体を混ぜ合わせる。味を見て塩(分量外)でととのえ、皿に盛って胡椒をふり、好みで粉チーズをかけ、レモンをそえる。
ココがポイント!
肉を広げたらかき混ぜすぎない!広げて、一枚の肉を焼くように焼き色をつけると肉の香ばしさがうまみに変わります。
<有賀メモ>
私はパルミジャーノ・レッジャーノをおろして使っています。おろしたてのチーズでシンプルなパスタも格段においしくなります。少し高価なチーズですがカットして使えるし、冷蔵庫に入れておけば日持ちもします。
※計量の単位は、小さじ1は5ml、大さじ1は15mlです。
※塩は精製塩(小さじ1=6g)を基準にしています。粗塩の場合は調節してください。
※加熱時間は目安です。火力や鍋の大きさによっても変わってきますので、様子を見ながら調理してください。
※電子レンジは600ワットを基本としていますが、機種によって加熱時間が異なる場合があります。