箱根挑む4校にエール えきまえテラスで合同壮行会
年始の一大スポーツイベント「第101回東京箱根間往復大学駅伝競走」(箱根駅伝)に挑む市内ゆかりの4校にエールを送ろうと昨年11月30日、JR八王子駅と京王八王子駅の間にあるえきまえテラスで出場校の合同壮行会が開かれた。主催は八王子市学園都市推進会議(秋間勝仁会長)。法政大学、創価大学、帝京大学、中央大学の選手らが参加した。
各大学が決意表明
当日は応援に駆け付けた関係者や市民に向けて、各大学の代表選手らが本大会に懸ける決意を表明。法政大学は「総合5位以内という目標を掲げ、チーム一丸となってこの高い壁を乗り越えたい。皆さん、応援をよろしくお願い致します」、創価大学は「総合優勝に向けて練習に励んでいる。これまでの大会で見つかった修正点を直し、今年度のチームスローガン『真価の創花』を見せたい」、帝京大学は「前回大会では総合9位でシード権を獲得した。今大会では総合3位以内を目指し、世界一諦めの悪いチームとして箱根路で旋風を巻き起こしたい」、中央大学は「前回大会では総合13位と惨敗。シード権を逃したが、皆さんの応援のおかげで予選会を通過し、本大会出場をつかむことができた。総合7位を目標に日々努力を重ねている」と、それぞれの意気込みを語った。
あいさつに立った秋間会長は「日頃の鍛錬の成果を発揮して、今まで以上の結果を出せることを願っている」と選手たちを激励、八王子商工会議所の樫崎博会頭も「選手の活躍を見ると心が温まる。八王子市民58万人の応援を受けて、力いっぱい頑張って」とエールを送った。また選手たちには楢原中学校とひよどり山中学校の陸上部員から花束と、市民から募った応援メッセージが手渡された。
壮行会では「鳴神流雷神太鼓」の和太鼓や「八王子千人連」の阿波踊り、「レインボーズ」による大道芸とダンス、帝京大学チアリーディング部「バッファローズ」によるパフォーマンスが披露され、選手たちを盛大に送り出した。
2日、号砲
法政大・創価大・帝京大は、前回の第100回大会で総合10位以内に入り、シード権を獲得。一方の中央大は昨年10月に国営昭和記念公園(立川市)などで行われた予選会を6位で通過して、本大会出場をつかみ取った。
21チームが出場。往路1月2日(木)・復路3日(金)、いずれも午前8時にスタート。八王子ゆかり勢の力走に期待したい。