未来の研究者育成へ アイパークフェス、盛大に
医療や健康分野の研究開発拠点、湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク/村岡東)で24日、フェスタが開かれた。「最先端研究施設で学ぶ・楽しむ・やってみる」をテーマに今年で3回目を迎え、普段は非公開の施設を一般公開。親子連れなど約3700人が来場した。
目玉は「湘南アイパーク学生研究発表会〜集まれ未来の研究者!」。全国から公募した高校・大学生が研究発表を行い、同パークの研究者がアドバイス。未来の研究者育成に貢献する企画だ。
また企業や大学によるサイエンスのワークショップや展示もあり、自社の魅力を伝えた。「ぬりぐすり」クリームづくり体験(マルホ(株))や電子顕微鏡を用いた観察(日本電子(株))のほか、横浜国立大学×CurioSeedsでは、参加者がオリジナル香水づくりに挑戦。甘い匂いが漂う中、村岡小4年の女児は「想定通りにできた。でも少し薄かったかも」と言って笑った。