標語「歯みがきで 丈夫な体の 基礎づくり」 歯と口の健康週間スタート 6月4日から10日まで
「歯と口の健康週間」が6月4日(水)から10日(火)まで行われる。歯と口の健康週間が6月4日からになったのは、昭和初期に日本歯科医師会が「6(む)4(し)」にちなんで、「虫歯予防デー」としたのが始まり。その後、「口腔衛生週間」や「口腔衛生強調運動」と名称が変わり、2013年からは現在の「歯と口の健康週間」となった。
今年度の重点目標は「心と体を支える歯と口の健康づくり」。関係団体は「歯みがきで丈夫な体の基礎づくり」を標語に掲げ、乳幼児期から高齢期まですべてのライフステージにおける歯と口の健康に関する正しい知識を啓発し、適切なセルフケアと定期的なプロフェッショナルケアを推進する。
宮前区歯科医師会の中島信也会長は「かつては、主に虫歯予防に焦点が当てられていたが、近年では歯周病やその他の口腔疾患、全身の健康との関連性が注目され、歯と口の機能が健康寿命に貢献することが明らかになってきた」と話す。
お口の健康フェア
歯と口の健康週間に合わせ、歯科保健知識の普及・啓発を目的としたイベントが6月1日(日)、川崎アゼリアサンライト広場(川崎駅直結)で開催される。時間は正午から午後3時まで。
「お口の健康フェア2025〜心身を強くする大事な口腔ケア〜」と銘打った同イベントに参加するのは、共催する川崎市と市歯科医師会のほか、市薬剤師会、市歯科技工士会、市栄養士会、市食生活改善推進員連絡協議会、新東京歯科衛生士学校の7団体。
会場では、各参加団体のブースや健康測定・歯科相談コーナーなどがあり、さまざまな角度から歯と口の健康について知ることができる。また、健康な歯を持つ人を表彰する「歯っぴい家族コンクール」「高齢者よい歯のコンクール」の表彰式も午前11時から実施される予定となっている。
参加無料、申し込み不要。問合せは市歯科医師会【電話】044・819・4494、市健康福祉局歯科保健政策担当【電話】044・201・3182。