新原泰佑、小栗基裕、前原瑞樹、相島一之の出演が決定 池田亮の最新作『球体の球体』を上演
2024年9月14日(土)~9月29日(日)シアタートラムにて上演される、『球体の球体』のキャストが決定した。
本作は、脚本家・演出家・俳優・造形作家など多方面で活躍し、先日第68回岸田國士戯曲賞を受賞した池田亮が、脚本・演出・美術を手掛ける最新作。
池田自身がアート作品として発表したことのあるカプセルトイの「ガチャガチャ」から着想を得て、「親ガチャ・子ガチャ」といった要素を取り入れつつ、生まれたものが「選べない状況」と「環境」、「優生学」と「独裁者」についての寓話が描かれる。
主演には、現在、初W主演ドラマ『25時、赤坂で』が放送中で、映像やミュージカルのみならず、ストレートプレイでも進境著しい新原泰佑。本年2月の『インヘリタンスー継承ー』では二人の性格の異なる役柄を見事に演じ分け、演劇界で注目を集めた。本作が初の主演舞台となる。
そして、世界的ダンスパフォーマンスグループs**t kingzのメンバーで、ダンサー・振付師としての活躍に加えて、最近では映像やストレートプレイで俳優としても実力を発揮している小栗基裕。 てんやわんやの状況で右往左往するキャラクターや、複雑な気持ちを隠しもつ難解なキャラクターをチャーミングに演じ分け、多くの演出家や監督から信頼を寄せられている前原瑞樹。さらに、盟友三谷幸喜からも絶大な信頼を寄せられている確かな演技力で、舞台や映像でも長きにわたり活躍している味わいのあるベテラン俳優相島一之の出演が決定。
現代社会の格差から生まれた「ガチャ」というキーワードから、どのような物語が展開されるのか、4人の俳優が演じる個性豊かな登場人物が織りなす池田ワールドに期待しよう。