地元の名店店主も通う『もん吉』の本場長崎ちゃんぽん 神戸市
垂水駅東口近くにある『もん吉』は、垂水の地で28年続く、地域の人々に愛され続ける名店です。
本場長崎仕込みの熱々ちゃんぽんは寒い季節にもぴったり。その魅力をレポートします!
11時のオープンから15時の閉店まで、ひっきりなしにお客さんが訪れます。オープンを待って並ぶ人もいるほどの人気店ですが、回転が早いので、そこまで待つことなく入れそうです。
男性のお客さんが多いのでは?と思っていましたが、ご夫婦や女性1人で来店する人も。女性の1人ランチでも気兼ねなく訪れられる雰囲気です。
そんな同店の看板メニューは「長崎ちゃんぽん」。創業社長である先代が長崎出身で、なるべく“本場の味”に忠実に作り続けてきました。麺や蒲鉾は長崎から直送というこだわりよう。
注文すると、ほどなくしてジュージャッジャッジャッ!という軽快な音が店内に響きます。鍋を振るのは現店主である息子さん。期待しながら待つこと数分…
野菜がこんもり盛られた「長崎ちゃんぽん」が運ばれてきました。熱々をいただきます!
たっぷりの野菜をかき分けて現れた麺はモチモチの太麺。柔らかいのですがちゃんと歯応えもあって、本物のちゃんぽんならではの食感です。
野菜は高温の中華鍋でジャッと炒められたことが分かる、本格中華料理店の味。もやしは1人前約100g、キャベツは約60g、他にも小松菜や人参などモリモリです!
さらにエビ、イカ、あさり、豚肉、蒲鉾、きくらげなど、全部で10種類ほどの具材が使われているそう。
スープには魚介の出汁が染み出て、飲み干したくなるほどの旨みです。もとは透き通っているスープに、麺を入れて煮込むことで白濁するのだそうです。
ふぅー!あったまる!そしてボリューム満点。お腹いっぱいになります。でも、野菜たっぷりなので罪悪感はなし(笑)。
本場長崎の「皿うどん」や揚げたての大きな「唐揚げ」も人気だそうです。
息子さんの代になってからは、月替わりの限定らーめんを始めたり(12月は「トマトらーめん」)、何度訪れても楽しめるように工夫されています。
取材に訪れた日には、地元で人気の居酒屋の店主さんがランチに来られていました。料理のプロが常連なんて、美味しいに決まってます。
ガッツリ食べたい!野菜も摂りたい!そんな時にぴったりの「長崎ちゃんぽん」、あったまりますよ。
場所
もん吉
(神戸市垂水区日向2-3-7)
営業時間
昼 11:00~15:00
夜 17:00~22:30
定休日
日曜日
駐車場
店舗北側にあり