「冷蔵庫」でやりがちな風水の“4つのNG”。運気が上がる“収納のポイント”
「運気を上げるために風水を取り入れてみたい」と思っている方はいませんか？ 日本風水片付け協会の山下さんによると、家のさまざまなところで工夫ができるとのこと。意外と盲点になる場所が、“冷蔵庫”です。今回は「冷蔵庫のNGポイント」について教えていたただきました。
教えてくれたのは……山下真輝（やましたまき）さん
風水片付けコンサルタント。6歳から母の影響で占いを学び、経営者、芸能人専門占い師として鑑定数25,000件超え。16種の占術を網羅。2024年に一般社団法人日本風水片付け協会の理事に就任。「風水」の知識も取り入れながらお家を整えるアドバイスを行う。
運気を下げてしまう冷蔵庫「4つのNGポイント」
冷蔵庫は、風水では主に「美容運」と「健康運」が関係する場所だと言われています。
今回は、風水と片付けの観点から、冷蔵庫の4つのNGポイントをご紹介します。意外とやっている方も多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
NG1．賞味期限切れのものが入っている
風水には「陰」と「陽」という気があり、「陽のものをなるべく家の中に取り入れて、陰のものは排除しましょう」という考えが前提にあります。賞味期限が切れたものや傷んでいるものは、“陰のもの”になります。近くにあるほかの食品にも影響してしまうので、すぐに取り除きましょう。
NG2．パンパンな状態になっている
使っていない調味料などで冷蔵庫の中がいっぱいになっていると、太りやすくなると言われています。冷蔵庫は先ほどお伝えしたように、美容運と健康運が関係する場所なので、古いものや使わないものがぎっしり詰まっている状態よりも、新しい食材が常に使いやすく片付いた状態が良いのです。
冷蔵庫の中身は、奥まで見通せるくらいにスッキリしている状態が理想です。
NG3. プラスチック製の保存容器を使っている
風水片付け講座の受講者さんからもよくご質問いただきますが、作り置きおかずなどを入れる保存容器は、プラスチック製よりも「ガラス製」をおすすめします。
風水では、冷蔵庫は「水のエネルギー」をもつもの、プラスチック製の保存容器は「火のエネルギー」をもつものだと考えられており、「水」の中に「火」を入れるのは、風水的な相性としては望ましくありません。チューブ調味料などもプラスチック製なので、意識しないと冷蔵庫の中は火のエネルギーが強くなってしまいがちです。
火のエネルギーが強くなると、食材の無駄遣いや調理の失敗も増えやすくなります。また、消化器系の不調や食事の乱れにもつながりやすく、料理中のイライラや家族との食事時間での緊張感も高まる傾向があります。
そのため火のエネルギーが過剰にならないように、同じ水のエネルギーをもつガラス製の容器を使っていただくのがといいと思います。
ガラス製だと重くはなってしまいますが、ニオイがつきにくくなる、そのまま電子レンジ加熱できるなど、利便性もありますよ。
NG4. 冷蔵庫に写真や予定表を貼っている
冷蔵庫のドアなどに写真やお子さんの学校の予定表などを貼っている方が多いですが、風水ではNGだとされています。家族写真であれば家族関係が冷え込む、予定表であれば予定が決まらなくなるなど、運気に影響があると考えられています。見た目も散らかった印象になってしまうため、冷蔵庫には何も貼らない状態がベストです。
写真や予定表は、リビングのホワイトボードやコルクボードに貼ることをおすすめします。
運気アップする「冷蔵庫収納」のポイント
冷蔵庫の一番上の棚には、普段あまり使わないものを置いている方が多いと思いますが、運気アップのためには、お米などの毎日使うものや新鮮なものを置くことが理想的。その理由は、風水では運気は上から降り注ぐ雨のようなものと考えられているため、毎日使う食材やお米を上段に置くことで、新鮮な運気がそれらの食材に触れることになり、それを食べる私たちの身体にも良い気が巡るという考え方です。
上段に使用頻度の高い食材を置くことは、最も新鮮な運気を効率よく取り入れる方法といえます。目に入りにくいからと、“賞味期限切れのものが一番上に置きっぱなし”の状態は避けましょう。
また、引き出しタイプのカゴなどの収納グッズを活用し、ラベリングすると食品ロスを防ぎやすくなります。お掃除の面でも効率的なので、おすすめの方法です。中に何が入っているかを把握できる環境を整えてキレイにしながら、いい運気をキャッチしてくださいね！
shukana／webライター