回転寿司で注文する?回ってきたお皿を取る?北海道初上陸!「デジロー」未来の回転寿司は「回らない」
回転寿司に行ったら、回るレーンからお寿司を取るか、注文してお寿司を握ってもらうか、皆さんはどちらですか?今まさにこの2つのタイプが融合した新しい形がスシローから登場しているんです。
11月29日金曜日にリニューアルオープンした「スシロー豊平西岡店」には、デジタルビジョンとレーンを融合させたデジタルスシロービジョン、略して「デジロー」が北海道のスシローで初めて導入されました。
従来は自分のところに回ってきたお寿司を取るシステムでしたが、席までお寿司が届くようになったんです。
回転レーンを廃止して、完全オーダー制に。
操作方法はとっても簡単。流れている商品の画像をタッチして送信するだけ。従来のタッチパネルと同じく、商品ページからも選ぶことができます。
また「デジロ―」には、お寿司を頼むとスシローオリジナルグッズが当たるゲーム機能が搭載されていて、かわいいマスコットがもらえるんです。
訪れた人からは、「左右同時に注文できるのがいい」「こんなのある!これ食べたいと、ついつい手が伸びてしまう」「大画面で見た方が注文しやすい」という声。
初めての「デジロー」でも、慣れた手つきで注文している方ばかりでした。
時代の流れに合わせて誕生した「デジロ―」。回転寿司ならではの醍醐味をデジタルレーンで再現したのは「お客さまにはいつ来ても楽しんでもらいたい」という思いがあったからだそう。
回転レーンを模した大型タッチパネル「デジロー」を今後、すべての店舗に順次導入していく予定だそうですよ。
回転寿司の醍醐味をデジタルで残しつつ、タッチパネルでの注文という便利さ、良い面をかけあわせた取り組みです。
お寿司を回さないことによるメリットもたくさん。
客側は、食べたいネタが常に“できたて”で新鮮であるということ。店側は、迷惑行為の防止、衛生・品質管理の向上、フードロスの削減にもなります。
回転寿司チェーン店4店舗の回転レーン使用率を比較すると、スシローは95%。これが「デジロー」が導入されことで下がっていくものとみられます。
そして、はま寿司は、回転レーンの使用率10%以下。魚べいは0%で完全オーダー制。くら寿司は100%。抗菌カバーなどを利用して、回転寿司は回るものといったスタンスを守っているんです。
それぞれのお店が回転寿司というアイデンティティをどう残していくのか。近未来の回転寿司に注目です。
みんテレ12月2日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)