名張川納涼花火大会 指定観覧席8日から販売
三重県名張市の夏の風物詩「名張川納涼花火大会」が7月27日に開かれる。同大会実行委員会(亀井喜久雄委員長)は8日、指定観覧席(一般販売分約600席)のチケット販売を始める。
指定観覧席は、1席3000円の一般用と協賛者用で計約1500席。最大6人(大人は5人まで)が座れる桟敷席は1区画2万円で、15区画を設ける。チケットは近鉄名張駅西口(平尾)前の「なばり観光案内所」と「チケットぴあ」(観覧席のみ)で販売する。
27日は午後7時30分から、たいまつを持った地元住民が名張川を渡る神事「愛宕の火祭り」の後、同8時から同9時ごろまで同市黒田の名張川左岸からスターマインなど約4000発を打ち上げる。
駐車場は、市役所(鴻之台1)、名張中央公園(夏見)、朝日公園(朝日町)、市立名張小学校(丸之内)に計約1450台分を用意。朝日公園と名張小学校は協力金として1台1000円が必要。
問い合わせは同実行委事務局(0595・63・9087=市観光協会内)へ。
CFで55万円 目標200万円に遠く及ばず
市の財政難で補助金が打ち切られたことを受け、実行委は5、6月にかけて初めてクラウドファンディング(CF)を実施。約55万円が集まったが、目標の寄付額200万円の4分の1にとどまった。