芭蕉や蕪村らの俳句と俳画を展観 ― 嵯峨嵐山文華館「HaikuとHaiga」
嵯峨嵐山文華館「HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、二人のカリスマ ―」会場
松尾芭蕉や与謝蕪村らによる俳句と俳画の優品を紹介する展覧会が、京都で始まる。
17音のなかに季節を表す言葉を読み込むという決まりがある俳句は、当初は「俳諧の連歌」と呼ばれ、数人または数十人で読む連歌のうち、身近な題材や滑稽な内容のものとして成立。
松尾芭蕉の登場によって、連歌の最初の句(発句)だけを詠んだり鑑賞するようになった。
俳画は俳句と絵が1つの画面にかかれた作品のことで、与謝蕪村の俳画は特に名高い。
展覧会では芭蕉の《「ふる池や」発句短冊》や、芭蕉自ら文章と絵を記した《野ざらし紀行図巻》、与謝蕪村の《「いかだしの」自画賛》などを紹介。
蕪村の弟子や同時代の画家が描いた俳画も展示する。
「HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、二人のカリスマ ―」は、嵯峨嵐山文華館で2024年10月12日(土)~2025年1月19日(日)に開催。観覧料は一般 1000円など。
嵯峨嵐山文華館「HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、二人のカリスマ ―」会場
嵯峨嵐山文華館「HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、二人のカリスマ ―」会場