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【「シャリア・ブル」って誰!?】『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の視聴に役立つかもしれないガンダム用語|「緑のおじさん」として話題になったあの人は実は……!

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

ついに4月8日(火)より放送がスタートする『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(以下、ジークアクス)』。最初のガンダムシリーズである『機動戦士ガンダム(以下、ガンダム)』と密接な関係がある本作ですが、『ガンダム』が放送されたのは1979年……! そして、難しい用語や人物名が多出するため、『ジークアクス』からガンダムシリーズをご覧になる方は「これって何?」と思うかもしれません。

そんなあなたのためにスタートした連載「『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の視聴に役立つかもしれないガンダム用語」。ごくごく簡単に『ジークアクス』や『ガンダム』にまつわる用語を解説していきます。

今回は『ガンダム』ではたった1話しか登場しなかったサブキャラであったものの、『ジークアクス』で超重要人物となった「シャリア・ブル」について解説。「緑のおじさん」とファンに呼ばれるほど人気になったその人に迫ります。

 

 

「シャリア・ブル」とは?『ガンダム』での活躍

『ガンダム』の登場人物。第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」にのみ登場したゲスト的な立ち位置のキャラクターで、ジオンのニュータイプ用モビルアーマー「ブラウ・ブロ」のパイロット。かつては、モビルスーツの核融合エンジンの製造に必要なヘリウム3の運搬を行う木星船団に所属しており、「木星帰りの男」としても知られています。

未成年の少年少女のキャラクターが多いニュータイプの中では28歳(設定は小説版)と年齢が高めで、大人ならではの落ち着いた振る舞いが特徴。39話の冒頭では、ギレン・ザビの配下として、キシリア・ザビの動向を探らせるためにニュータイプ部隊に配属されるのですが、内心ではその意図を察していながらも、ギレンからの自分が何のために配属されるのかという追求にあえて気づいていないフリをしてはぐらかすなど、大人の立ち回りを見せています。

ニュータイプ部隊に配属された後も、すぐララァ・スンのニュータイプとして優れた素養を持っていることを瞬時に見抜いており、高い洞察力をもっていることが伺い知れます。

しかしその後、シャリア・ブルはブラウ・ブロのテスト中、単機でアムロのガンダムに戦いを挑むという、無謀ともいえる行動をとります。

 

 
この時のガンダムは、成長するアムロの操縦についていけなくなっており、戦闘中何度もオーバーヒートを起こすような状態だったのですが、すでにアムロはニュータイプとして完全に覚醒しており、初めて見たブラウ・ブロのオールレンジ攻撃に対しても完璧に対応。最初にシールドに被弾した以外は、背後からの攻撃にも反応してすべて避けきっており、ガンダムにまともにダメージを与えることができないままブラウ・ブロは撃墜され、シャリア・ブルも戦死するという最期を遂げています。

とはいえ、ブラウ・ブロの攻撃を見た瞬間、アムロは追いついてきたカイ・シデンやハヤト・コバヤシらに後退するように何度も警告していたほど、特別な敵だと感じていたようです。事実、この時には既にエース級の実力をもっているはずのカイのガンキャノンが、ブラウ・ブロのオールレンジ攻撃に対して何もできずに脚部を破壊されており、本来のシャリア・ブルの実力は疑うまでもありません。ただ、戦った相手があまりにも悪すぎた……という一点に尽きます。

なお、シャリア・ブルを単機で行かせたのは、ギレンとキシリアの間に挟まれることを思い悩んでいたシャリア・ブルが、武人としての死に場所を探していると感じていたからだと後にシャアは明かしていますが、そのシャアの考えが正しかったのかは最期まで分かっていません。再編集された劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』には登場しておらず、多くの謎を抱えたまま退場したキャラクターでした。

一方シャリア・ブルは、富野由悠季監督が自ら執筆した小説版『機動戦士ガンダム』においては、人類の革新のためにザビ家を打倒しようとするシャアの思想に共感し、その右腕的な存在として活躍。ア・バオア・クーの決戦では、ホワイトベースと同盟を結ぶべく、同じニュータイプとしてアムロへの説得を試みるという重要な役割を果たしています。結果的には説得は失敗し、シャリア・ブルは戦死してしまうのですが、シャリア・ブルが死に際に残した思念がアムロに届き、戦争が集結するきっかけを作っています(小説版では、そのアムロも戦死してしまうのですが、シャリア・ブルの思念を受けて強化されたアムロの思念が、他の人々にも届くことになります)。

 

『ジークアクス』での活躍(※ここからネタバレあり!)

パラレルの一年戦争を描いた『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』のBeginningパートでは、小説版と同様にシャアの理解者として活躍。

 

 
ブラウ・ブロに似たモビルアーマー・キケロガに乗り、一年戦争で大きな戦果を上げたうえ、戦死することなく生き残るというオリジナル版とも小説版とも異なる運命を辿っています。ただし『ジークアクス』ではソロモンの落下軌道が変わった「ゼグノヴァ」によりシャアが行方不明となっており、シャリア・ブルは最期にシャアが残した「刻が見える」という言葉を聞いた人間となりました。

5年後においては、一年戦争時代からニュータイプ部隊の母艦として運用されている戦艦・ソドンの指揮官として、行方不明となったシャアと赤いガンダムを探し続けています。物語の鍵を握っていそうなキャラクターとして、大きな注目が集まっています。

 

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