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「喫茶と小さなギャラリー Banbi」に行ってみた スイーツ&コーヒーと作品展示を楽しめるお店【北九州市小倉北区】

北九州ノコト

(アイキャッチ画像:開業当初から一緒のバンビ店長)

北九州市小倉北区日明、国道線沿いにある「喫茶と小さなギャラリー Banbi」。ブルーグレーのおしゃれな外観が目を惹きます。

同店は小倉北区井堀から移転してちょうど1年。この1年の出来事とこれからのことを店主の福田さんに伺いました。

アンティークの器・雑貨のお店から「喫茶と小さなギャラリー」へ

「喫茶と小さなギャラリー Banbi」店主の福田さんは元々デザインを仕事として活動されていて、その傍らアンティークの器や雑貨を販売するお店「yan gang brocante」を経営していました。

前店舗では、アンティークやビンテージの器・雑貨を販売すると共に、店内に「バンビ珈琲」をオープンし、お客さんの憩いの場となっていたそうです。

しかし建物の老朽化を機に、ご縁があって現在の場所へ移転。ここではペット同伴が可能なため、“お散歩途中にちょっと1杯”と、立ち寄るご近所さんも多いのだそう。

ちなみに、店名の由来になっているのは、フランスのアンティーク雑貨「バンビ」(非売品)です。

新店舗ではギャラリーを主とした運営を進めていたそうですが、前店舗からの常連さんや地域の方の熱烈な要望により、少しだけフードメニューも提供するようになったとか。

コーヒーを中心としたドリンクとスイーツ 食事系メニューも

取材訪問時には、メニューの中から「大きなりんごケーキとバニラアイス」(700円)に惹かれてオーダーしてみました。待っている間、ケーキのリベイクされる香ばしい香りと、ハンドドリップコーヒーのアロマに癒されました。

ほどなくして、福田さんセレクトの器に盛り付けられたりんごケーキと、同店オリジナルブレンドの「バンビ珈琲」が運ばれてきました。

まずは器の美しさと可愛さにしばし鑑賞。福田さんの「アイスがとけちゃいますよ」の言葉に、我にかえり慌てていただきました。

ケーキとコーヒーの美味しさはもちろんのこと、福田さんの話を伺いながら、器の魅力や力を感じました。

ちなみに、店舗では一部食器の販売も行っています。

常連さん親子のおすすめは「ドライカレー」

この日はちょうど、前店からの常連さん親子が来店中で、美味しいパンの販売があった時にだけ提供のある「卵サンド」を美味しそうに食べていました(同店では定期的にパンやお菓子、お弁当の出張販売もあるそうです)。

常連さん親子のおすすめメニューを聞くと、声をそろえて「ドライカレー!」との回答。野菜がたくさん入ったドライカレーに季節の野菜がちょこんと添えられているところがおすすめなのだとか。

さらには、「コーヒーのドリンクチケットがお得でおすすめですよ」と帰り際にそっと笑顔で教えてくれました。

「ギャラリーをもっと身近にしたい」

自身もデザインを仕事にされている店主・福田さん。

同店では店内にギャラリースペースがあり、出店者さんの好きな期間での展示や販売が可能。また、1日のみの利用もOKで、利用料等は展示するものや販売の有無などで変わるため、気軽にお問い合わせくださいとのことでした。

筆者が訪問した時は、神奈川県在住の陶芸家の作品が展示・販売されていました。

これまでには「本とフィンランドの小さなもの」という、書籍とフィンランドで買い付けた雑貨等の販売もあり、実際にフィンランドの旅の話を聞ける企画だったそうです。

今後はもっとギャラリースペースを充実させたいという福田さん。

「“ギャラリー”と聞くと敷居が高く感じるかもしれませんが、お子さんの作品や、一般の方でも自身の作品の展示など、もっと気軽に当店のギャラリーを利用していただけたら」と話してくれました。夢は「ギャラリースペースの拡大」とのことで、今後の展望が楽しみです。

移転から1周年を記念した9月28日には、コントラバス奏者のソロライブも開催され、大いに盛り上がったそうです。

お店の詳細は「喫茶と小さなギャラリーBanbi」のInstagramで確認できます。

<喫茶と小さなギャラリー Banbi>
■住所/北九州市小倉北区日明2丁目1-5
■アクセス/西鉄バス:小倉高校下バス停、日明1丁目バス停から徒歩2分
■営業時間/ 水・木:12:00~19:00、金・土:12:00~21:00、日:9:00~17:00
※日や季節により変動あり、店舗のInstagramをご確認ください。
■定休日/月・火
■駐車場/2台あり

※2024年10月3日現在の情報です

(ライター・kohalu.7)

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