神戸市バスが「フランスのアーティスト」を起用したプロモーションを展開してる。フルラッピングバスも
神戸市域では、「神戸市バス」と複数の「民間バス」が協力し、きめ細やかな路線バスネットワークが提供されています。
そのなかで「神戸市バス」と「神姫バス(一部路線に限る)」は、2020年4月に「エコファミリー制度」、2021年4月には「普通区定期券」、そして今年10月には「乗継割引」制度の共通化をスタートしました。将来的には「ポイントサービス」を共同で運用することで、シームレスなサービスの提供を目指しているとのこと。
このように「神戸市バス」は、民間バス事業者へのシームレス化の拡大による、利用者が運行事業者を意識せずに乗車できる「神戸のバス」の実現を目指しています。
取り組みについて知らせるため、フランスのアーティストである「ジャン・ジュリアン」氏のドローイングを活用して、駅や路線バスなどを活用して『広報プロモーション』を展開するのだそう。
2024年12月からは「フルラッピングバス」も運行される予定です。
【第1弾】サービス共通化のイメージ広告(10月下旬~)
【第2弾】乗継割引PR(12月頃~)
【第3弾】市バス普通区IC定期券PR(1月頃~)
Jean Jullien(ジャン・ジュリアン)氏の略歴
1983年生まれ、パリ在住のフランス人アーティスト。ナント出身。2008年にロンドンでCentral Saint Martins(セントラル・セント・マーチンズ)、2010年にRoyal Colleg e of Art(ロイヤル・ カレッジ・オブ・アート)を卒業。
創作活動は、絵画、イラストレーション、インスタレーション、写真、ビデオ、コスチューム、書籍、ポスターなど多岐にわたる。パリ、ロンドン、ブリュッセル、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、ベルリン、東京、ソウル、メルボルン、シンガポールなど、世界中の美術館やギャラリーで作品を発表。
世界各国で展示を行うジャン・ジュリアン氏。12月からはフルラッピングバスも運行されるということで、どのようなデザインになるのか楽しみです。
◆関連リンク
・神戸市交通局 – 神戸市