わかめの種付けが佳境 今年は雄満丸のみが養殖
茅ヶ崎沖で養殖されている「えぼしわかめ」の種付けが昨年12月下旬に佳境を迎えた。雄満丸の船長・田中雄太さんは「暖冬の影響で、例年よりも1カ月ほど遅れたが、種は大きいので良質なわかめが期待できるのでは」と語る。
えぼしわかめは、三浦半島から仕入れた約3cmの種を養殖縄に巻きつけて海に沈め、2〜3月にかけて収穫期を迎える。
例年3〜4隻が養殖に携わってきたが、今年は雄満丸1隻のみとなる。田中さんは「朝獲れのえぼしわかめは毎年人気で早々に売り切れてしまう。生育状況や販売についてはインスタグラムをチェックして」と語る。