みどりの学校ひまわり 卒業式 皆で温かく 8人の門出を祝う
学校生活に悩む児童生徒の居場所として、今年で開校14年目を迎えるボランティアスクール「横浜みどりの学校ひまわり」(しらとり台/渡辺正彦校長)の卒業式が、3月22日にしらとり台自治会館で行われた。
同校は発達障害や不登校なども含め、通学できない悩みを持つ小学生から高校生程度までが在籍している。今回の卒業式には8人の卒業生のほかに在校生、保護者、ボランティアスタッフなどが出席。卒業生の在籍校の校長らも駆け付けた。渡辺校長が、児童、生徒一人ひとりの長所や頑張り、未来に向けたエールなどを語りながら、卒業証書を手渡した。
「皆さんの個性を活かし、武器にして、前に進んでください」と卒業生に呼びかけた渡辺校長。卒業生からは、「ひまわりで学び、培ったことを活かしていきたい」と思いが告げられた。