まるで海の中のよう♡地下鉄海岸線の「みなと元町駅」で涼し気なアート体験♪ 神戸市
通勤ラッシュが少し落ち着いた昼下がり。いつものように改札を抜けて地上へ向かおうとしたそのとき…見慣れたはずの地下鉄海岸線『みなと元町駅』(神戸市中央区)に、まるで海のような異空間が広がっていました!
地下鉄海岸線「みなと元町駅」といえば「旧第一銀行神戸支店」の外壁をそのまま活用したレトロな外観が特徴。でも今回はそんな駅舎と反対側の、2番出口をご紹介します。
改札から2番出口を目指し歩く通路。よく見るとここから異空間が始まっています。白い壁に、色とりどりの光。そこにあるのは、透き通るような美しい作品の数々!
この時間は人通りも少なかったため、初めてゆっくりと鑑賞。駅とは思えないようなきらきらときれいな作品にうっとり。
1点1点色合いや形も異なり、順番に見ているだけでも楽しめます。
そして何より、印象的だったのはこのエレベーター。外側にはまるで水面のような装飾が施されているんですが、中に入ると驚き!
すこし薄暗い庫内で天井を見上げると、まるで水面を見上げたような煌びやかな光景。
水の粒なのか空気の粒なのか、丸い造形はかわいらしく、くらげのようでもあります。駅特有のざわめきがほんの少しだけ遠く感じられて、不思議とリラックスした気分に。天井を縁取るようなライトも印象的で、思わず写真をパシャリ。
短いエレベーターの旅を終え地上へ出ると、深海から水面へ上がってきたような不思議な気分に。
こちらの出口ではガラスのタイルアートがとってもおしゃれ。透き通る青はこの時期なんだかとっても涼し気に感じられます。
なんでもこの2番出入口は、"目の前に広がる海への期待感を持たせるデザイン"として造られたんだそう。駅という特性上、いつもは足早に去ってしまうのですが、ほんの少し立ち止まってみたら想像以上に癒される空間が広がっていました。
いつもの道に、ちょっとした発見を。そんな感覚を思い出させてくれるひとときでした!
場所
みなと元町駅
(神戸市中央区栄町通4丁目3)