『アナコンダ』大復活、ジャック・ブラック&ポール・ラッドW主演で2025年12月米公開決定 ─ 「クソデカヘビがやってくる」
南米アマゾンを舞台に、大蛇の脅威を描いた人気モンスター・パニック映画シリーズ『アナコンダ』が大復活を遂げることがわかった。米ソニー・ピクチャーズは、『スクール・オブ・ロック』(2003)などのジャック・ブラック、『アントマン』シリーズのポール・ラッドによるW主演でシリーズ最新作を2025年12月25日にホリデー公開することを告知した。
ブラックとラッドは撮影現場で、「今、映画の撮影中です」「なんだと思う?」と自撮り動画を撮影しながら、「『アナコンダ』だ!」「『ジ・アナコンダ』かな?なんでもいいや」とアナウンス。「クソデカヘビがやってくる!」「怖いのがいい?笑えるのがいい?友だちとワイワイ観たい?それとも、一人ぼっちで誰もいなくて悲しいけど、そんなの全部忘れたい?2025年のクリスマスに公開だよ!」「1年後だ!」と楽しげに告げた。
映像の最後では、ブラックがラッドに「もうヘビ見た?今あっちの部屋にいるよ!今からロバを餌付けするってよ。行こうぜ!」と誘い出すと、『ANACONDA』のティザーロゴが出演する。
ジェニファー・ロペス主演の第1作『アナコンダ』(1997)は、若き撮影チームがアマゾンを探索する途中、偏執的にヘビを追う密猟者サローンと出会い、想像を絶するヘビの恐怖と対峙することになる物語。批評的にはふるわず、第18回ゴールデンラズベリー賞に輝いたが、ジャンル映画ファンの間では支持を獲得。2004年に『アナコンダ2』、2008年に『アナコンダ3』、2009年には『アナコンダ4』が製作されたのち、2015年には、巨大ワニのパニック映画『U.M.A レイク・プラシッド』シリーズとクロスオーバーした『アナコンダ vs. 殺人クロコダイル』も発表された。
この最新作は、過去作品のリメイクや続編ではなく、シリーズを“再創造”するものになるとされる。サメ映画人気を再定義した『MEG ザ・モンスター』(2018)に着想を受けて企画が。
ブラックとラッドの出演交渉は2024年8月に伝えられていたが、その後契約が締結され、すでに撮影まで進んでいたようだ。両者のキャスティングや本アナウンス映像からも、コメディ寄りになることが想像される。
監督はニコラス・ケイジ主演の『マッシブ・タレント』(2022)を手掛けたトム・ゴーミガン。脚本はゴーミガンとケヴィン・エッテンの共同執筆で、これは『マッシブ・タレント』と同じ布陣となる。米配給はシリーズの伝統と同じくソニー・ピクチャーズ。
新作『アナコンダ』は2025年クリスマス、米公開。お腹を空かせてやってくる!
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