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溜池山王駅の隠れた名物!電車部品を再利用したロマンあふれる自販機が話題

おたくま経済新聞

画像提供:がみぃ~さん(@JY09gami3)

 鉄道ファンなら誰もが利用してみたくなりそうな自販機を、Xユーザーのがみぃ~さんが投稿。その自販機には、電車の部品の一部が使用されていたのです。

 上部には「溜池山王」と書かれた大きな方向幕ユニット。下には通常の自販機と同じように様々なドリンクのパッケージが並び、購入できるようになっています。これはテンションが上がる!

【THE VENDING TRAINのその他の画像】

 この自販機の名前は、「THE VENDING TRAIN」。2019年より、東京メトロ銀座線の溜池山王駅に設置されています。

 使用されている部品は、2017年3月に運転を終了した01系電車のもの。引退後ほとんどの車両は解体されたものの、部品の一部を使用して特別仕様の自販機として誕生したのが「THE VENDING TRAIN」。ちなみに当時のコンセプトは、再利用ではなく01系の「再就職」となっていました。

 また、自販機本体には方向幕ユニットの他にも、商品取り出し口の上には「01626」と書かれた車両銘板が付けられており、空き容器回収BOXの上の部分にも東京メトロの「ハートM」マークが。これも実際の車両から転用されています。

 さらに自販機に近づくと「今日も『THE VENDING TRAIN』をご利用いただきましてありがとうございます。お金のかけこみ投入は、おやめください」というアナウンス。商品取り出し口を開けると、「おつりの取り忘れにご注意ください。足元にご注意ください。出口は下側です」という音声が流れます。電車の部品を使用した自販機らしい粋な演出ですね。

 投稿者のがみぃ~さんは「THE VENDING TRAIN」の存在は知っていたものの、設置されている場所については知らなかったそう。銀座線を溜池山王駅で降り、長い通路の途中でたまたま発見したとのこと。

 見つけた瞬間は「これが例の自販機か!」と思ったという、がみぃ~さん。長い通路の途中にポツンとあったので、存在感があったと振り返っていました。

 「THE VENDING TRAIN」の投稿には「こういう再利用は、ロマンある」「プレート盗まれないか心配」などのコメントが寄せられ、鉄道ファンだけでなく多くの人から注目されています。

<記事化協力>
がみぃ~さん(@JY09gami3)

(佐藤圭亮)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025040807.html

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