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【キンプリ】菱田正和総監督から「まだわかりませんよ~?」と期待が高まる意味深な煽りも!? 劇場最新作『キンツア』も発表された『KING OF PRISM』9周年記念上映イベントレポートが到着

PASH!

 劇場アニメ『KING OF PRISM』シリーズが9周年を迎え、感謝の気持ちを込めた「Than9th(さんくす)Anniversary♡Week」が3月6日(木)まで開催中。2月28日(金)に開催された、主人公の一条シンと如月ルヰの誕生日を記念した生誕記念舞台挨拶付き上映のレポートが到着しました。

 イベントには一条シン役の寺島惇太さんと菱田正和総監督が登壇し、観客と一緒にお祝い! 『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』興行収入5億円突破や劇場最新作の公開決定、特報映像&ティザービジュアルも発表されました。

KING OF PRISM9 周年記念上映イベント -Than9th Anniversary♡Week- 一条シン&如月ルヰ生誕記念記念舞台挨拶 オフィシャルレポート


 2016年1月9日に公開となった「KING OF PRISM by PrettyRhythm」から今年で9年目を迎えた「KING OF PRISM」シリーズ。9年間応援して下さった皆様への感謝の気持ちと、これからも歩みを続けていく「KING OF PRISM」を、もっと楽しんで頂きたいという思いを込めた「Than9th(さんくす) Anniversary♡Week」が本日より開催。1週間、全国69館の劇場でシリーズ旧作が再上映となります。

 初日となる本日は、主人公の一条シン・そして如月ルヰの誕生日(正確には2月29日)を記念した舞台挨拶を開催し、一条シン役の寺島惇太、菱田正和総監督が登壇いたしました。

 観客の盛大な拍手に迎えられ登場した寺島は「会場の皆さん!全国のライブビューイング会場の皆さん!こんばんは!」と挨拶し、観客も元気よく「こんばんは~!」と応えます。続いて菱田も「本日はよろしくお願いします」と観客へ呼びかけ、会場から温かい声援が飛び、舞台挨拶がスタート。本日は記念すべきシン&ルヰの誕生日ということで、観客全員がプリズムアフレコで2人をお祝いすることに。

 観客が一体となって「シンくん、ルヰくん、お誕生日おめでとう!」と応援上映さながらの熱いお祝いの言葉を贈ると、「皆さん、ありがとうございます!」とシンに代わって笑顔で御礼を伝える寺島に、会場中から温かな拍手が起こり、すかさず「俺は、ルヰ(の役)はやらないよ!」と菱田がおどけて見せ、会場の笑いを誘いました。初めて声を当ててから10年近くもの間シンに寄り添ってきた寺島は「初期の頃は作品のラジオをやらせていただいていましたが、当時の写真を見ると若かったなぁと(笑)垢抜けましたね」と照れながら振り返りました。

 実はシン&ルヰの誕生日に舞台挨拶で寺島と菱田で2人を祝ったのは 016年の「KING OF PRISM by PrettyRhythm」以来とのこと。「時の流れは早いですね」と感慨深げな表情を見せる寺島。『シンとルヰの2人はどんな誕生日を過ごしていると思うか?』とMCより問われた菱田が「作中では誕生日に2人きりのプリズムショーをやっていたんですよね。その次の誕生日はまだ来ていないのか……。『PRISM.1』が8月末頃だからまだ誕生日まで半年あるのかぁ……」と過去作品を振り返る一幕も。

 最終的には「(今後の2人がどんな誕生日を過ごすのかは)知らなーい!」とお茶目に笑い、会場を沸かせました。そしてここで、2024年8月より公開し、本日舞台挨拶前にも上映された「KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-」の興行収入が5億円を突破したとの嬉しいニュースが舞い込みました!

 菱田は「ここまでとは予想していなくて、感慨深いですね」と噛みしめるように言葉を漏らすと、寺島も「去年の8月公開ではありますが、『PRISM.1』としては2019年からロングランしているような感覚ですよね!『まだまだいける!』と思わせてくれるのがキンプリの凄いところですよね」と喜びを口にし、観客からも「おめでとう~!」とお祝いの言葉が飛び交いました。

 本日の会場である新宿バルト9をはじめ、全国各地の劇場が、フォトスポットの設置や応援グッズの貸し出し、オールナイト上映やマサラ上映など劇場独自の展開で作品を盛り上げてきたことについて、菱田は「特に新宿バルト9さんには精鋭が集まる、そしてご新規さんも連れて来ていただけているなと感じました。関係者もよくこの劇場へ足を運んでいるので、もしかしたら客席にスタァがいるかもよ?」と観客に呼びかけ再び会場を沸かせつつ、感謝の言葉とともにロングラン上映を振り返りました。

 さらに、嬉しいお知らせはこれだけにはとどまりません。寺島のV振りとともにスクリーンに映し出された映像にて、劇場最新作の公開日決定とタイトルが発表となり、会場は喜びの悲鳴や盛大な歓声に包まれました。2025年6月27日(金)より新宿バルト9ほか全国の劇場にて公開となる最新作「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ」は、“プリズム☆ツアーズ”の名の通り、シンたちSePTENTRION(セプテントリオン)の7人がタイムマシンで時間、世界を飛び超え、プリズムショーの原点へと旅立ちます。

 さらになんと本作は、プリティーシリーズ作品の垣根を越えて「プリティーリズム」シリーズ、「プリパラ」シリーズ、「キラッとプリ☆チャン」、「ワッチャプリマジ!」の世界とも交わり、煌めきに満ちたプリズムツアーズがお届けされる内容となっているとのことで、菱田は「まだわかりませんよ~?」と笑みを見せつつ、「皆さんの応援が続いてくれたおかげで、次のチャンスを得ることができました」と、改めて全国のファンへ感謝を述べました。

 寺島は「実はまだ僕も全容はわからないのですが、凄く楽しみです!」と期待に目を煌めかせました。さらに、特報映像公開の興奮冷めやらぬ中、続いて作品のティザービジュアルもこの場で初お披露目となり、会場からは今日一番の歓声や拍手が起こり、更なる盛り上がりを見せました。

 キャラクターデザインを担当する松浦麻衣による描き下ろしのビジュアルには、法月仁・氷室聖・黒川冷の“三強”が現役時代の姿で描かれており、「素晴らしいビジュアルですよね。かっこいいです。原点となったこの3人が、かつてとんでもないスタァだったと知ってはいたけれど、その姿が直接見られる手段がタイムマシンということなんですね?!」と寺島が感想を語れば、菱田からは「(本編でその姿が観られるかは)まだわかりませんよ~?」と、ますます本編の内容に期待が高まる意味深な煽りが飛び出し、会場を再び盛り上げました。

 そして、こちらのビジュアルを使用した第1弾ムビチケカードの発売が明日3月1日(土)より開始となることもアナウンスされました。仁・聖・冷それぞれのソロビジュアルを使用した選べる全3種のクリアファイルの特典が付く、ファンにはたまらない豪華仕様となっております。

 嬉しいお祝い事が満載の舞台挨拶もいよいよ終了の時間が近づき、最後に、寺島は「6月にまた新たなキンプリに出会えるのが嬉しいです。去年の8月から舞台挨拶の場で近くで皆さんのキンプリに対する熱を感じていましたので、“皆で勝ち取った未来だ!”と、実感できております! また舞台挨拶に登壇する機会もあると思いますので、皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。キンプリ最高!」菱田は「皆さんの終わることのない応援のおかげでこのステージに戻って来ることができました。”キンツア”でまた皆さんにお会いできるのを楽しみにしております」と観客へ熱いメッセージを述べました。ラストは、先程の菱田からの「キンツア」の略称にかけ、寺島の合図で会場全員が一体となって「キンツアに、備えろ!」と即興ながらも息の合ったコールで舞台挨拶を締めくくりました。

(C)T-ARTS/syn Sophia/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ/KING OF PRISM Project

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