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上越市の中学軟式野球部 休日活動を地域移行 合同チーム編成し大会出場へ

上越妙高タウン情報

上越市の中学校の休日部活動の地域移行が進むなか、軟式野球部は地域ごとに近隣の中学校と合同チームを編成し、今年7月から週1回の休日部活を始めています。今後の大会には、合同チームで出場することになります。

上越市教育委員会は国の方針にもとづき、中学校の土曜と日曜、祝日の部活動を段階的に地域に移す方針で、令和5年度から7年度までの3年間を移行期間に定めています。

こうしたなか、上越市野球協会は地域移行を進めるため、中学校軟式野球の合同チームを市内に6つ編成し、6月の地区大会が終わった後から休日活動を始めています。

合同チームごとに週1回、休日に各チームで決めた中学校のグラウンドなどで活動しています。平日は学校ごとに練習しています。

合同チームのひとつ、城東中学校、板倉中学校、上越教育大学附属中学校など6校で編成されたチームには31人が所属しています。このなかには、軟式野球の部員がいない清里中学校、雄志中学校、牧中学校も含まれています。

清里中学校は今年6月の地区大会が終わると部員が2人になり、部として存続が難しくなり、2人は平日は陸上部に所属しています。今回、合同チームが出来たことで休日のみですが野球を続けることができています。

清里中学校生徒
「平日は陸上として活動している。地域クラブで野球ができる機会ができてとてもうれしい」

城東中学校生徒
「不安なことが多かったが、コミュニケーションをこれまで以上に大切にできた。短い時間で多くの練習をしていきたい」

今後、公式戦にはそれぞれの合同チームで参加することになります。

現在、指導者は主に中学校の教員が務めていますが、今後はチームごとに外部指導者を募り活動していく方針です。

板倉中学校野球部顧問 高井瑞樹さん
「一緒に活動できる時間を大切にしながら、コミュニケーションをとって、子どもたちが安心して野球を楽しめるようにサポートしていきたい」

合同チームでの初めての公式戦は来月9月に行われる予定です。

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