「融資の保証金」名目に特殊詐欺
赤穂署は3月12日、赤穂市内の建設業の60代男性が、保証金を名目に現金をだまし取られる特殊詐欺被害が発生したと発表した。
同署によると、男性は11日、携帯電話のSNSアプリで融資の広告を見つけ、専用サイトの案内に従って融資を申し込んだところ、画面に「入力した口座番号が間違っています」「資金の安全のために融資を凍結しました」「解除するには保証金を支払う必要があります」などのメッセージが表示され、現金13万円を要求された。男性は同日、市内の金融機関ATMから振り込んだという。
振り込み後、さらに「保証金の不足を検出しました」と33万円を要求されたことから男性が警察に相談して被害が発覚した。警察は「融資を受ける前に現金を振り込むよう要求する行為は、絶対に詐欺なので警察に相談して」と注意を呼び掛けている。