ツブやタコを使ったご当地レトルトカレーとお寿司さんのカレー
羅臼漁協オリジナルつぶカレー(道の駅 知床・らうす)
最初のご当地レトルトカレーは、羅臼漁協オリジナルのつぶカレーです。
ルーには羅臼産のつぶが使われています。つぶ貝というのは通称で、食用のエゾバイ貝のこと。
流通しているつぶ貝には、「マツブ」と呼ばれる大型のエゾボラ、灯台ツブと呼ばれる「オオカラフトバイ」、そして北海道沿岸のほぼ全域に生息する「ヒメエゾボラ」の主に3種類があります。
「羅臼漁協オリジナルつぶカレー」には、どのつぶ貝が使用されているのかは表記されていませんでしたが、たぶんヒメエゾボラでしょうか。
家ではあまりカレーを食べないのですが、キャンプの朝食には手軽なので、ストックしてあるご当地レトルトカレーを頂くことが多いです。
この日は標津町の「しべつ海の公園キャンプ場」を取材した際に頂きました。
「羅臼漁協オリジナルつぶカレー」は、コリコリした食感のつぶがたっぷり!羅臼昆布で取った出汁を加えて煮込んでいるそうで、口の中に磯の香りが広がります。かなり甘めの味付けで、浜のかあちゃんのカレーという感じでした。
購入したのは「道の駅らうす・知床」の売店「海鮮工房」です。この売店は羅臼漁業協同組合直営のお店。
道の駅には他に、羅臼産のホッケやキンキの定食が味わえる「羅臼の海味 知床食堂」もあります。
施設名:道の駅 知床·らうす
所在地:目梨郡羅臼町本町361-1
電話:0153-87-5151
営業時間:9:00~17:00(5~10月) 10:00~16:00(11~4月)
休館日:年末年始
駐車場:あり
マルツボのたこカレー(道の駅しらぬか恋問)
2つ目のご当地レトルトカレーは「マルツボのたこカレー」です。
ルーには白糠産の柳だこが使われています。製造しているのは、白糠町恋問にあるたこ専門の加工食品会社「マルツボ」です。
パッケージに描かれたたこのイラストが目を引く「マルツボのタコカレー」は、2013年に発売を開始した同社のイチオシ商品。
購入したのは白糠町恋問にある「道の駅しらぬか恋問」。建物の入り口には、道の駅のメイン施設「恋問館」のマスコットキャラクター「コイタくんとメイカちゃん」の大きなぬいぐるみが置かれています。
「白糠をアピールしたい」と、儲けを度外視して作ったという「マルツボのタコカレー」は税込700円。最近では1000円を超えるご当地レトルトカレーも珍しくないので、確かに儲け度外視かも。
頂いた場所は、浦幌町にある「うらほろ森林公園」のキャンプ場です。
中辛でまろやかなルーには、やわらかいたこが入っていて、レトルトとしてはかなりの美味しさ。パッケージに書かれた「こんな旨いカレーくっ(蛸)とないしょ」の文字は、まんざらウソではありません。
施設名:道の駅 しらぬか恋問
所在地:白糠町恋問3丁目3番地1
電話:01547-5-3317
営業時間:9:00~17:30
休館日:毎週水曜日※水曜が祝日の場合は翌日定休、年末年始(12月31日~1月2日)
駐車場:あり
寿し食事処 あおやま
つぶ貝やたこを使用したご当地レトルトカレーを紹介しましたが、最後は旭川のお寿司のカレーです。
「お寿司屋さんでカレー?」って不思議に思うかもしれませんが、永山3条3丁目にある「寿し食事処 あおやま」では、ランチでカレーが味わえるんです。
「寿し食事処 あおやま」のランチメニューは、特製弁当と特製生ちらし、そして「ランチカレー」の3種類。
以前は、メニューに「寿司屋のカレー」と書かれていたのですが、今は普通にランチカレーとなったようです。
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お寿司屋でカレーライスを食べるのは、もちろん生まれて初めて、しかもカウンター席です。
「ランチカレー」には、エビフライとハンバーグ、レンコンの素揚げがトッピングされていました。海鮮ネタがいっぱい入っているのかと、想像してしまいますが意外に普通。
しかし、お寿司屋さんがわざわざカレーをメニューに載せるだけあって、味には自信があるんでしょうね。程よい辛さでかなりの美味しさでした。
店名:寿し食事処 あおやま
住所:旭川市永山3条3丁目2-3
電話:0166-48-5989
営業時間:11:00~22:00
定休日:月曜日
駐車場:あり