【タイプ別】人気のキャンプ用ランタンおすすめ25選
自然の時間軸に身を委ねられることはキャンプの醍醐味のひとつ。日が落ちた後、暗闇を楽しむのも立派なアクティビティといえる。日常とかけ離れた素晴らしい時間が、多くのキャンパーたちを魅了する。
キャンプ用のランタンは、真っ暗な夜を快適に過ごすために欠かせない。調理時の照明や夜道での光源だけでなく、リラックスタイムの演出にも活躍する。多様なシーンで使うため、選び方次第でキャンプの質を大きく左右するアイテムといえるだろう。
今回は、初心者向けにランタンの選び方を解説。LEDやオイルなどのタイプ別におすすめアイテムも紹介する。コールマンやスノーピークといった人気ブランドのアイテムを中心にセレクトした。メインランタン、サブランタンの購入を検討している人は、要チェックだ。
キャンプ用ランタンの選び方
キャンプ用ランタンは、比較的安価なタイプから高級品まで価格帯の幅が広い。メンテナンスをしながら長く愛用できる一生モノは、アンティークとしての価値ももつ。特長もさまざまなため、自分に合ったアイテムを見極めることが大切だ。
ランタンを選ぶ際に最低限チェックしておきたい5つのポイントを解説する。「いざ使ってみたら思ったよりも不便だった……」ということがないように、しっかり確認しておこう。
使用シーンに合わせたベストな3タイプ
キャンプのどのシーンで使用するかを最初に明確にしておこう。キャンプ用ランタンの種類によって明るさや性能は異なるため、目的に合った選択をすることがポイントだ。
以下では、目的別に「メインランタン」「サブランタン」「モスキートランタン」に分けて解説する。
①メインランタン
サイト全体を照らす役割がある。主に、ランタンスタンドに吊るして使用する。暗闇でも活動できるように、光量が多いアイテムがおすすめ。
②サブランタン
サブランタンの形状はさまざま。必要な個数は、ランタンの光量やキャンプの参加人数によって異なる。ソロキャンプでは複数のランタンが不要なケースも。コンパクトなランタンは、キャンプのほか防災用途にも活躍する。
主要なサブランタンは以下の2つだ。
●テーブルランタン
卓上での利用にぴったり。光量はメインランタンほど必要なく、食事の際にテーブルを照らしたり、テーブル周辺に光を行き渡らせたい時におすすめ。
●テントランタン
テント内を照らすのに役立つ。テントでの着替えやリラックスタイムを過ごす時に便利に使える。事故防止を考慮する必要があり、空気がこもりやすいテント内で使用するためLEDタイプがベスト。
③モスキートランタン
モスキートランタンは殺虫器を搭載しており、虫を捕えてくれる。ランタンにあえて虫を集中させることで、テント付近へ虫を寄せつけない設計に。自然の中でのキャンプに虫はつきものだが、少しでもストレスを軽減したい人は検討して欲しい。
使いやすいタイプを選ぶ
キャンプ用ランタンのタイプは、主に「LEDランタン」「ガスランタン」「ガソリンランタン」「オイルランタン」の4つに分類される。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、特長を押さえた上で自分にとって使いやすいタイプを選びたい。
①LEDランタン
LEDランタンの魅力は、手軽さだ。燃料を使用しないため、初心者でも扱いやすい。安全性が高く、子連れキャンプにもおすすめ。
●LEDランタンのメリット
・燃料を使用しないため手軽
・メンテナンスが不要
・火災や一酸化炭素中毒などのリスクがない
・テント内で使用可能
●LEDランタンのデメリット
・充電が切れると使用できなくなる
・電池式は、予備の電池を準備しておく必要がある
②ガスランタン
ガスランタンは、ガスを燃料にして発光させるアイテム。比較的取り扱いが簡単で、自然な明るさを灯せる点がポイントだ。
●ガスランタンのメリット
・光量が比較的多い
・人工的ではない自然な明るさを得られる
・燃料(ガスボンベ)の入手がしやすい
●ガスランタンのデメリット
・アイテムによっては、光が安定しにくい
・燃料コストがかかる
・換気が良い場所での使用が基本のため、テント内では使用不可
③ガソリンランタン
燃料にホワイトガソリンや灯油を使用するランタン。キャンプ用品の老舗である「コールマン」が1914年に屋外用のガソリンランタンを発売したのが始まりだ。着火には手間とコツが必要なため、キャンプ上級者におすすめ。
●ガソリンランタンのメリット
・光量が多く、持続時間が長い
・炎のゆらめきが美しい
・一生使えるアイテムが多く、アンティークとしての価値がある
●ガソリンランタンのデメリット
・着火の際にポンピング(燃料に圧力をかける作業)の手間が必要
・定期的なメンテナンスが必要
・価格が高い
・取り扱いブランドが少なく、選択肢が限られる
④オイルランタン
オイルランタンは、燃料のパラフィンオイルや灯油を灯芯に染み込ませて使用する。温かみのあるオレンジ色の光が魅力。サブランタンに向いている。
●オイルランタンのメリット
・優しい光でリラックス感を演出できる
・価格が手頃なアイテムが多い
・お洒落なデザインのアイテムが多い
●オイルランタンのデメリット
・光量が多くないため、メインランタンには不向き
・定期的なメンテナンスが必要
・着火時にポンピングが必要
光の明るさや色味で選ぶ
キャンプ用ランタンは、アイテムによって光量や光色が異なる。
メインランタンとしての使用を想定する場合、6畳ほどを明るく照らせる「1,000ルーメン」をひとつの目安にしたい。ソロキャンプ用やサブランタンの場合は、その限りではない。シチュエーションに応じて明るさを調整できるタイプは、何かと便利だ。
ランタンの光色は、雰囲気づくりに大きく影響する。白色の光色は、調理の際にぴったり。明るい光で手元をしっかりと照らすため、細かな作業に適している。
温かみのあるオレンジ色の光は、リラックス感を演出する。就寝前のくつろぎタイムには暖色系がおすすめだ。アウトドアらしい光に、心が解きほぐされるだろう。
持続時間が長いタイプを選ぶ
連続使用時間は、長いに越したことはない。少なくとも、日が暮れ出す夕方から就寝時間まで、十分に使用できるタイプを選びたい。LEDの場合は連続使用時間、ガス・ガソリン・オイルタイプの場合は、燃焼時間をチェックしよう。宿泊数が長い場合は、できるだけ長く使えるアイテムを選ぶことで、充電や燃料補給の手間を省ける。
燃焼時間が短いと燃料の追加が頻回になり、コストもかかりがち。コスパを考慮して選ぶことも大切だ。
デザインが好みのアイテムを選ぶ
非日常のキャンプで使う物だからこそ、ランタンのデザインにもこだわりたいところ。ランタンの本体素材はさまざまで、モダンなデザインからアンティーク調まで幅広い。同時に、灯りのゆらめきや光の質も重要だ。自分らしい空間を演出できるアイテムを選ぼう。
初心者にはLEDのキャンプ用ランタンがおすすめ
ランタンを灯すのに苦戦し、ストレスを感じてしまっては元も子もない。特にキャンプ初心者には、LEDタイプのランタンがおすすめだ。その他のタイプは、着火にひと手間かかったり、燃料の手配・補充が必要だったり、一筋縄ではいかない場合も。どれを選べばいいか迷ったら、まずはLEDのキャンプ用ランタンを検討してみるのが良いだろう。
「選択肢が多すぎて分からない」という人は、人気ブランドのアイテムから選んでみよう。
●キャンプ用ランタンの人気ブランド
・キャンプ市場で圧倒的なシェアを誇る「コールマン(Coleman)」
・全製品に永久保証がついているほど高品質「スノーピーク(snowpeak)」
・全国に店舗多数。日本発のアウトドアブランド「ロゴス(LOGOS)」
・洗練されたデザインが世界的に人気の家電ブランド「バルミューダ(BALMUDA)」
キャンプ用ランタンのおすすめ25選
キャンプ用ランタンのおすすめ製品をタイプ別に紹介する。人気ブランドのアイテムを中心に、25種類ピックアップした。きっとキャンプの質を高めてくれるだろう。
【LEDタイプ】キャンプ用ランタン12選
超小型で持ち運びに便利:LEDランタン
スタンドに引っかけたり、三脚にセットしたり、マルチに使えるキャンプ用ランタン。本体の重量は約80gと超小型。フル充電で約3.5時間もつため、サブランタンや夜道を照らすパーソナルライトとしておすすめだ。
3種類の点灯モードを備えており、懐中電灯のようにも使用可能。防災用に光源を備えておきたい人にもぴったりだ。光の強さは無段階で調整できる。さまざまなシーンで役立つだろう。
防塵防水等級はIPX6で、さまざまな方向から強い水流にさらされても影響を受けないため、タフな環境での使用が可能だ。
ムーディーな演出が可能:ジェントス Explorerシリーズ EX-400F
国内トップクラスのシェアを誇るLEDライトメーカー「ジェントス」。ヘッドライトやバイクライトなど、プロ仕様のアイテムを多く手がけるメーカーだ。
キャンプ用ランタン(EX-400F)は、暖色系の優しい光がポイント。細長い形状のLEDが採用されており、細かい線状の繊細な光を再現している。まるで炎が揺れているかのように光量が変化する「キャンドルモード」が搭載されているのも魅力。癒しの光と共に、ゆったりとした時間を過ごしたい人におすすめだ。
ダイヤル式の調光機能付き。無段階で好みの光量に調整できる。消灯前の明るさを記憶し、点灯時に反映する「光量メモリー」機能は、光量調整の手間を省いてくれて便利。
乾電池のみで長時間点灯:コールマン バッテリーガードLED ランタン/1000
120年の歴史をもつ、アウトドアの老舗ブランド「コールマン」。確かな品質と信頼から多くのキャンパーに愛されている。
キャンプ用ランタンだけでも選択肢は多岐に渡る。本製品は使い勝手の良さが魅力。アルカリ乾電池、単1形を4本入れれば稼働するため、充電の必要がなくシーンを問わず使いやすい。電池を長持ちさせる「バッテリーガード」により、バッテリー寿命が25%延長されている。
明るさはHigh・Medium・Lowで調整可能。Highでは1,000ルーメンを備えており、照射距離は16mに及ぶ。パワフルな光を放つため、メインランタンとしておすすめだ。
戦前のランタンがモチーフ:ベアボーンズ レイルロードランタンLED
2012年に社会起業家によって創設されたブランド「ベアボーンズ」。「アウトドアで生活の質を向上させる」という理念を掲げ、実用的かつ創造的なアイテムを多数展開している。
「レイルロードランタンLED」は、レトロでありながら洗練された佇まいに。戦前の北米鉄道会社で使われていたランタンにインスパイアされたデザインであり、キャンプのリラックスシーンに彩りを添えてくれる。ガラス部分には気泡が入っており、どこか懐かしい雰囲気も。
USBケーブルで充電可能。Lowモードでは、100時間の連続点灯ができるため、連泊派におすすめ。
驚きの永久保証:スノーピーク HOME&CAMPランタン ES-080
使い勝手に優れたキャンプ用ランタン。家のなかに置いていてもしっくりくるシンプルなデザインがポイント。アウトドア用のランタンとしてはもちろん、室内照明としても活躍するアイテムだ。
卓上照明として使えるほか、吊るしたり、手に持ったりとさまざまな使い方ができる。変形機能がついており、下までしっかり照らすことも可能だ。
スノーピークでは、全製品が永久保証の対象に。壊れた場合は修理してもらえるため、愛着を持ちながら長く愛用したい人におすすめ。
手のひらに収まるかわいらしさ:スノーピーク たねほおずきES-041
球状のデザインがユニークな、小型のキャンプ用ランタン。直径62mmというかわいらしいサイズ感で、重量は電池を除いてたったの57g。マグネット式でさまざまな場所に取りつけられるため、自由な発想で使用できる。フックがついており、吊り下げも可能だ。
光量は2段階で調整できるほか、スイッチを長押しすることで好みの加減に変えられる。サブランタンとして、マルチに活躍してくれるだろう。
カラーは3色。シンプルなホワイト「ゆき」、シックなブラウン「つち」、馴染みのよいゴールド「もり」が展開されている。
ゆらめく光を再現:ロゴス Bamboo ゆらめき・コテージランタン
「ゆらめきモード」が搭載されたキャンプ用ランタン。炎の灯りを再現できるため、雰囲気を演出したい時やリラックスしたい時におすすめだ。
本体には天然素材である竹が使われている。自然と調和する美しいデザインが魅力。人工的な雰囲気を避けたい人はぜひチェックしよう。
蓄電式で、USB出力ポートを搭載しているのもポイント。iPhoneであれば、約2台分充電可能。充電器を兼ねるため、荷物を最小限に抑えられる。防災への備えにも◎。
美しく灯る多機能ランタン:バルミューダ The Lantern
暮らしのなかで特別な時間を届けるべく開発された、美しいランタン。ほのかな灯りによって、食事や読書などさまざまなシーンを彩ってくれる。
ダイヤルひとつで調光可能。ゆらぎのあるキャンドルのような光、自然な色味の暖色、明るさのある上品な温白色と、光の強さに合わせて光色も変えられる。キャンプの際にはもちろん、普段は自宅用としてベッドサイドに置いておきたいアイテムだ。
光源が直接目に入らない構造も特長。眩しさが苦手な人や光をじっくり楽しみたい人、卓上で使いたい人におすすめ。
1,000ルーメンの高輝度:REIDEN LEDランタン
キャンパーの声を生かして開発されたLEDランタン。明るさは、ランタンとして最高水準である1,000ルーメンを実現。サイト全体を照らせる十分な明るさがあるため、メインランタンを探している人におすすめだ。
明るさモードは3種類。優しさを感じられる暖色、細かな作業に向いている白色、雰囲気を演出する暖白色に切り替えられる。卓上、吊り下げ、手持ちとマルチな使い方ができるため、さまざまなシーンで活躍すること間違いなしだ。
充電式で、電池容量が大容量。USBポートがついており、モバイルバッテリー代わりになるのもポイント。災害用の電源としても重宝する。
5種類の方法で充電可能:DABADA LEDランタン 63灯
乾電池、ソーラー充電、手回し充電、シガーソケット、USBケーブルの5種類の方法で充電できるキャンプ用ランタン。充電切れや乾電池切れなどのトラブルに対応できる万能アイテム。いざという時に力を発揮する。
ボタンひとつというシンプルな操作性も魅力。ボタンを押すだけで、光の強さを変えられる。緊急時にはスマホの充電も可能。災害対策にもぴったりだ。
電撃殺虫器搭載:Mt.SUMI LEDモスキートランタン
徹底的に虫対策をしたい人におすすめのモスキートランタン。虫が好む紫外線で虫を寄せ付け、付属の殺虫器で退治する。音がしないため、テント内に置いておける。就寝中、枕元に虫が寄ってくるストレスを軽減できる。
調光や調色が可能で、さまざまなシーンに使いやすい。置く、吊るす、持つの使い方ができるのも魅力だ。また、防水設計のため、雨でも使用できて心強い。水洗いでお手入れできるのもポイントが高い。
コンパクトで手軽:浜田商会 LEK121 USBモスキートランタン
高さ15.5mmの小型サイズのモスキートランタン。電撃殺虫UV光源がついており、虫の対策に重宝する。明るさは300ルーメンで、サブランタンとしてもおすすめ。取っ手が付いているため、夜道を照らすパーソナルライトとしても活躍する。USB充電式で、手軽に充電可能。
【ガスタイプ】キャンプ用ランタン7選
ろうそくのようなゆらめき:キャンピングムーン ガスキャンドルランタン T-1C28
2011年の発足後、世界20か国以上で展開しているアウトドアブランド「キャンピングムーン」。シンプルなキャンプを提案しており、品質を重視した製品づくりが各国のキャンパーに支持されている。
「ガスキャンドルランタン T-1C28」は、手軽に扱いやすい点が魅力だ。専用カートリッジのほか、ガス缶のなかでも流通量が多いOD缶に直接取り付け可能。OD缶は、コールマンやスノーピークなどの大手メーカーでも取り扱いがある。また、ライターを近づけるとすぐに点火するため、面倒な着火作業は必要ない。
それでいて、ゆらゆらとした美しい灯りを楽しめる。雰囲気づくりに打ってつけのアイテムだ。
燃焼時間は約30時間:キャンピングムーン ガスキャンドルランタン 木製ランタンケース付き T-1
OD缶のガスを燃料とするキャンプ用のガスランタン。燃焼時間は、500gのOD缶を使用した場合、最大で30時間ほど。条件によって左右するものの、長い燃焼時間を実現している。
ガスランタンならではの、ゆらめく光も魅力。本体のつまみ部分を回すだけで、簡単に火力の調整ができるのもポイントだ。ある程度しっかり照らしたい食事シーンから、ほのかな光を楽しみたい就寝前まで、さまざまなシーンで活躍するだろう。
付属品の木製ケースは、保管や持ち運びに便利。内部のウレタンフォームが、ガラス部分をしっかり守る仕様だ。
高照度を実現:ユニフレーム フォールディングガスランタン UL-X クリア
最大240W相当の照度で、サイト全体を十分に照らせるガスランタン。燃焼時間は火力によって異なるが、約4〜5時間ほど。高照度でありながら、低燃費も実現している。
光を放つガラス部分を本体に収納できる仕様。ボディはアルミでつくられているため、タフで耐久性に優れている。持ち運び時にも安心感がある。
燃料のカセットボンベは、押し込むだけで簡単に取り付け可能。ライターでささっと着火できるため、ガスランタン初心者にもおすすめ。
人気ブランドのガスランタン:コールマン ルミエールランタン
シンプルながら、アウトドアらしいフォルムが魅力。多くのキャンパーを惹きつけているキャンプ用のガスランタン。キャンドル風の優しい灯りによって、癒しの雰囲気を演出できる。キャンプはもちろん、自宅での晩酌にも取り入れたいアイテムだ。
230gの燃料を使用時の燃焼時間は、約28〜38時間。比較的長時間持続するため、燃料のこまめな付け替えを避けたい人におすすめ。ガスならではの美しい光を堪能したい人にも◎。
長時間燃焼:ファイヤーメープル オレンジ ガスランタン
230gのOD缶で、約56時間燃焼するキャンプ用ランタン。静かで優しい光は、夜のリラックスタイムにぴったり。小さくゆらめく灯りによって、心ほどける時間を過ごせるだろう。
点火部分を閉じることが可能なため、火が消えにくい。風が強い日でも、ストレスなく使いやすいのが魅力だ。
火力を調整するバルブを折りたたむことで、かなりコンパクトに。また、本体の重さは140gと軽量。持ち運ぶのが苦にならない大きさだ。
ガス缶の有効活用に活躍:スノーピーク リトルランプ ノクターン GL-140
人気ブランド「スノーピーク」から販売されているコンパクトなガスランタン。小さいが、テーブルの上を照らすのには十分。キャンドルのような情緒的な炎が、キャンプの夜によくマッチする。
熱効率が良く、長時間利用できるのもポイント。ガス缶の残量が少なくても長持ちする。キャンプあるあるである、ガス缶の少量残りを解決するアイテムとして、2016年にはグッドデザイン賞を受賞している。
複数タイプの燃料缶から充てん可能:SOTO ひのと SOD-260
50年以上の歴史をもつ燃焼機器メーカー「新富士バーナー」が手がけるアウトドアブランド「SOTO」。炎の技術を長年磨いてきた会社ならではの“ひと味違う”アイテムが魅力だ。
OD缶だけでなく、ライターガス、コンビニでも販売されているカセットボンベ(CB缶)からもガスを充てんできる。専用タンクではなく、OD缶への直接の取り付けも可能。汎用性が高く、燃料切れのリスクを軽減できる。オンオフや炎の大きさは調光リングで調整可能だ。
EVA素材の収納ケースは、軽量で耐久性が高い。多くなりがちなキャンプ道具の中に混ぜても、しっかり中身を守ってくれるだろう。
【ガソリンタイプ】キャンプ用ランタン2選
キャンパー憧れの名品:コールマン ワンマントルランタン 2169494
多くの上級キャンパーに愛される名品、コールマンのガソリンランタン。サイト全体を照らすのに十分な約130W相当の明るさがあるため、メインランタンとして重宝する。タンク容量は約590CCで、燃焼時間は約7.5〜15時間程度。ガソリンランタンならではの、安定感のある灯りが魅力だ。
本格的であり、レトロな佇まい。メンテナンスをしながら、長く愛用できる。着火にはひと手間必要だが、その手間こそが醍醐味だ。よりキャンプらしさを楽しみたい人におすすめ。
抜群の明るさ:コールマン ツーマントル デュアルフューエル ランタン ケース付き 285A748
明るさ重視の人におすすめのガソリンランタン。2つのマントルがあり、しっかりとした明るさでサイトを照らす。「ワンマントルランタン」よりもさらに明るさを感じられるのが特徴だ。
燃料は、ホワイトガソリンと自動車用レギュラーの両方使用OK。より手軽に使いやすい。ランタンがすっぽり入るオリジナルケースが付いているのも嬉しい。
本製品は、日本の公式サイトでは販売されていない輸入品。人とは違うコールマン製品を手に取りたい人はぜひチェックしよう。
【オイルタイプ】キャンプ用ランタン4選
歴史のあるオイルランタン:デイツ ハリケーンランタン #D20 dietz-d20-Bk
1840年にブルックリンで創業した「デイツ」。照明機器や自動車照明における技術開発により進化し、確かなものづくりで信頼を得てきたブランドだ。
近年は、オイルランタンメーカーとして有名。なかでも「ハリケーンランタン」は、デイツのアイコニックなアイテム。レトロで趣のあるデザインと、温かみのある灯りで何気ないシーンを特別に彩る。
高さは約30.5cm。目を引く存在感も魅力のひとつだ。
マルチに活躍:ウィンナーウェル アイロンストーブ
1900年頃にアメリカで使われていた小型ストーブを、現代版として復刻させた「アイロンストーブ」。昔ながらのアンティークなデザインに、アウトドアシーンにおける実用性をプラス。唯一無二のフォルムとともに、自分らしいキャンプ時間を楽しめる。
雰囲気を演出する小道具として、照明としてはもちろん、調理もできる優れモノ。ほかにも湯を沸かしたり、暖を取ったり、自由な発想で使用できる。
琺瑯塗装で仕上げてあり、サビにくく、熱に強い。経年変化を楽しみながら、長く愛用できる。専用ケースが付属しているため、持ち運びもスムーズだ。
手頃で手軽:ヴァストランド オイルランタン
「アウトドア製品をもっと身近に。」をコンセプトに掲げる「ヴァストランド」。2018年に兵庫県で誕生したブランドだ。
「オイルランタン」は、価格が手頃。構えることなく導入できる手軽さが嬉しい。オレンジの灯りが、落ち着いた雰囲気を演出してくれる。
サイズはS・M・Lの3種類。カラーバリエーションも複数あるため、手持ちのギアに合わせてぴったりのモノをセレクトしたい。
生火を存分に楽しめる:カメヤマ オイルランタン
「カメヤマローソク」でお馴染みの「カメヤマ」が手がけるオイルランタン。リーズナブルでありながら、本格的なつくり。優しくゆらめく炎が醸し出す雰囲気は、最高のひと言だ。コスパよく、本物の火を楽しみたい人にぴったり。
燃料には、パラフィンオイルや白灯油を使用できる。パラフィンオイルの量を調整することで、明るさを変えられる。
難しい着火作業のいらない非加圧式で、手軽なのもポイント。キャンプシーンはもちろん、インテリアとして日常に取り入れるのもおすすめだ。
お気に入りのランタンで、キャンプをもっと最高に
キャンプ用のランタンといってもタイプが豊富。どんなシーンで何を照らしたいのかを明確にして選ぶことが大切だ。扱いやすく実用的なLEDタイプは、初心者におすすめ。より本格的な灯りを楽しみたい人は、ガス、ガソリン、オイルタイプを選択肢に入れよう。
お気に入りのランタンがあることで、キャンプは何倍も楽しく、特別なものになる。光を味方につけて、最高のキャンプ体験を味わって欲しい。