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次々に登場している市民メディア。大手メディアと何が違う?

文化放送

6月6日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは、ネット上で広がっている市民メディアの様々な動きについて、白鴎大学教授・元TBSアナウンサーの下村健一氏に話を伺った。

長野智子「つい先ほどですね、あるインターネットメディア(市民メディア)が訴えられていた裁判の判決が、東京地裁で言い渡されました。実は私、この件は知らなかったんですよ、今日まで」

下村健一「結構知られてないですよね。市民メディアって何かっていうと、『ニュースをどこで接してるか』って聞くと、特に若い人はそうですけど『ラジオやテレビや新聞で』っていうよりも『スマホで見てます』っていう人がほとんどになってますよね」

長野「ですね」

下村「インターネット上でニュースをじゃあ誰が出しているのかっていうと、この主体がざっくり3種類に分けられるわけです。まずはやっぱり、文化放送とかフジテレビとか朝日新聞とか、要するに旧来のメディアが本業で出しているニュースのほかに並行してネットでも出してますよというパターンが1つ。2つ目は、ネット上で記事を載せることだけを専業としてやっているインターネットメディア企業、これもあります。3つ目が、せっかくこういう誰でも発信できる時代になったんだからということで、一般の市民の人が自ら記者になって、身の回りの関心あることをニュースの形式で報じている。これが市民メディアといわれるものなんですね。結構、次々に出てきているわけです」

長野「そうなんですね」

下村「いまいろんな所で市民メディアが活躍を始めているんですけども。これは私の定義なんだけども、大手メディアは帰っていくメディア、市民メディアはそこに居続けるメディア。(大手メディアは)取材して東京とか大阪に帰るでしょ?」

長野「なるほどぉ」

下村「それがあるか、そこに居続けるかって全然違うわけですよ、情報に対するスタンスが。近さとか切実さ、そして下手すれば返り血を浴びる距離、こういうことがすごく違うから、だからやっぱり市民メディアはすごい頑張ってほしい」

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