第5回 北九州タウンパレードを若園地区で開催 多様性と共生を祝う春の祭典
2025年4月27日(日)、北九州市小倉南区の若園地区で「第5回 北九州タウンパレード」が開催されました。このイベントは、障害の有無や年齢、国籍に関係なく、誰もが自由に参加できるインクルーシブな取り組みとして、年々、その規模を広げています。
午前9時30分、JR城野駅前の「ゆめマート城野店」駐車場に参加者が集合し、10時にパレードがスタート。武内和久北九州市長を乗せたオープンカーやトゥクトゥクを先頭に、参加者は思い思いの格好で「みなみっこ通り」を若園4丁目公園まで約1時間かけて歩きました。沿道では、小倉南高校の吹奏楽部や地域住民が温かく迎え、パレードを盛り上げました。
パレードのゴール地点となった若園4丁目公園と小倉南区役所前広場では、11時から15時まで「タウンフェス」が行われました。北九州市消防音楽隊によるオープニングセレモニーをはじめ、企救中学校吹奏楽部や常磐高校ダンス部・軽音楽部などによるステージパフォーマンスが続き、会場は大いに賑わいました。また、飲食物や雑貨を販売するブース、健康相談コーナーなど多彩な催しも並びました。公園隣の小倉南図書館では4月1日から30日まで障害者アートの展示も行われており、地域の多様性と創造性に触れる機会となりました。
北九州タウンパレードは、地域の多様性と包摂性を体現するイベントとして、今後も地域住民一人ひとりが主役となって、ともに暮らす街づくりを進めていくことが期待されています。