ラグビー相模原DB 接戦制し3勝目 前半リード逃げ切る
ラグビーリーグワン1部の三菱重工相模原ダイナボアーズは2月9日、相模原ギオンスタジアムで行われたトヨタヴェルブリッツ(トヨタV)戦に44対40で勝利し、連敗を2で止めた。今季3勝目。フランカーの吉田杏選手は古巣相手に圧巻のパフォーマンスを見せ、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。来場者数は5287人。
ダイナボアーズは前半、グレン・ディレーニーヘッドコーチが「就任以来一番のラグビー」と評価する猛攻を見せ、41対14でリードした。後半は相手の勢いに苦戦する場面もあったが勝ち切り、昨季に続いてトヨタVから白星をあげた。
大豆普及に貢献も
この日、スタジアム外の広場には元ラグビー日本代表・廣瀬俊朗氏とのコラボで市の特産品である津久井在来大豆をPRするブースが開設された。津久井在来大豆は輸入大豆の台頭で一時期栽培面積が減少したが、地元農家や関係者の努力により復興が進んでいる。ダイナボアーズは「地域を盛り上げたい、特産物を生かしたい」との思いで廣瀬氏による「津久井在来大豆をアスリートめしに!」プロジェクトに協力。ブースは親子連れを中心に賑わい、大豆のベジキーマカレーは1時間半ほどで完売するほどの人気ぶりだった。
次のホスト試合は3月1日(土)のリコーブラックラムズ東京戦。