平安時代の水田が出土 17日 居村B遺跡で説明会
茅ヶ崎市本村にある居村B遺跡で5月17日(土)、「現地説明会」が行われる。当日は2部構成で、午前は10時30分から11時30分、午後は1時30分から2時30分に実施する。予約不要で、小雨決行。
一里塚北通り(国道1号から一里塚交差点を北側に入る市道)のホームセンター「島忠」近くの同遺跡で行われている発掘調査の成果を説明するもの。同遺跡は、約1200年前の平安時代から近年まで、断続的に水田だったことが判明しており、これまでに文字が付けられた平安時代の木桶の底板などが出土している。
今回の説明会では、平安時代の水田の様子を見ることができる。市社会教育課の担当者は「水田の南辺では水田域とそこに接する周辺の土地の利用が、北へ延びるアゼでは砂が混在した特徴的な作りが見られます」と話している。
公共交通機関等での来場を。問い合わせは市社会教育課【電話】0467・81・7226、当日は【電話】0467・55・5537へ。