やっとの思いで手に入れた「みそきんメシ」を試食 → 夫の衝撃的な一言で危うく夫婦喧嘩になるところだった
『みそきん』という単語は耳にしたことがあるが、その実物を見たことはただの1度もなかった。なぜなら 何度再販されても一瞬で売り切れ、発売直後に買いに行かなければ絶対に手に入らないから。
行動の遅い筆者にとっては夢のまた夢だと思っていたのだが、2025年7月26日、奇跡が起こった。
手に入ったのは、みそきんのご飯バージョン『みそきんメシ』。ウキウキで持ち帰って家族で試食をしたところ……夫の何気ない一言に、夫婦喧嘩が勃発しそうだよ!
・数量限定、みそきんメシ
うおおおおぉぉぉ~~~~っ/
みそきんメシが……
手に入ったぞぉ~~~~っ!!!!!!!!
説明しよう。みそきんメシとは、大人気のカップラーメン『みそきん』のご飯バージョン。2024年5月に発売され、何度再版されても当然のように売り切れる幻の商品なのだ。
2025年7月26日の再販日。いつも通り出遅れた筆者だが、5軒目のセブンイレブンでようやく購入が叶った。
価格は税込354円。ぶっちゃけメシよりもラーメンが欲しかったのだが、レジ担当のスタッフさんいわく「自分は両方食べましたが、メシの方が美味しかったですよ」ということなので良しとしよう。
・人気も納得の美味しさだが…
ワクワクが冷めないうちに食べちゃおう。まずはフタを開けて、
お湯を注いで、
5分間待つ。
添付の香味油を入れて混ぜれば……
ハイ完成! めっちゃ美味しそうな匂いがする~っ!!
アツアツのまま、待ちきれずに口へと運ぶ。ついに出会えた幻のみそきんメシっ!
…………うん、まぁ普通に美味しいね。
味噌ベースのとろっとしたスープは意外と甘みが強く、ニンニク&香味油のジャンキーな味と香りによってパンチが効いている。
またキクラゲ・キャベツ・ニンジン・肉のそぼろと食感の違う具材が入っており、通常のカップメシと比べると豪華。なるほど、こだわって作られたメシであることがよくわかる。
フリマサイトで高額転売されているものを買うか? と聞かれるとぶっちゃけ買わないのだが、それでも実物を食べたことに意味がある。
ミーハー心がブチ上がって、隣で同じように食べる夫にテンション高く「美味しいね!」と、声をかけたところ……こんな答えが返ってきた。
「まぁ、美味しいねぇ」
──それだけだったらなんの問題もない。みそきんメシは絶品と言うよりも日常的な旨さ。ハッキリ言って こんなに幻と化しているのが異常なのであって、本来は発売から数週間は店頭に並んでいなければおかしいのだ。
だが、彼は続けてこう言った。
「でも、これ一杯じゃお腹いっぱいにならんよね」
「ラーメンだったら食後に物足りなくても、残ったスープにご飯を入れて締めにできる。でも、カップメシだと無理やん。
コンビニで食べるにしても、ラーメンはおにぎりひとつ買い足してお腹を満たすっていうワザが使えるけど、メシはご飯+ご飯になっちゃうからそうもいかん。やっぱり俺はカップ麺のほうがいいなぁ」
…………。
(全部わかるよ、わかるけど……がんばって買ってきたのに!)
まぁ、どこまで美味しくても所詮はインスタントご飯ってことなのだ。そのうち いつ・どの店でも買える日が来るといいね!
現場からは以上です!
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.