【2名に約590万円の過支給】新潟県が児童扶養手当を誤支給
新潟県庁
新潟県福祉保健部こども家庭課 は1月15日、ひとり親世帯などを対象とした児童扶養手当について、障害厚生年金との併給調整が必要2名に対し、認定を誤って過大に支給していたことを明らかにした。
県によると、過支給を行っていたのは三条地域振興局管内の1名に 50万6,070円、新発田地域振興局管内の1名に 540万6,300円と計2名で、合わせて約590万円におよぶ。
三条地域振興局健康福祉環境部において、該当者に児童扶養手当と障害厚生年金の併給調整をせず支払っていたことが判明。その後、 児童扶養手当事務を所管する全地域振興局で確認調査を実施したところ、 新発田地域振興局健康福祉環境部においても同様の事案が判明した。
原因については「児童扶養手当と公的年金の併給調整」に関し、職員の理解不足により確認が不十分であったためとし、今後は認定事務を担当する地域振興局における確認作業を見直し、再発防止の徹底に取り組むとしている。
なお、過支給を行った2名に対し三条及び新発田地域振興局から直接説明し、謝罪済みとのこと。