赤穂から初 スポーツ吹矢の全日本選手権へ
第13回全日本スポーツウエルネス吹矢選手権大会(11月12日、東京都墨田区)に有年横尾の小林正典さん(69)と加里屋の守岡昭文さん(70)が出場する。関係者によると、赤穂市からの出場は初めてという。
「年をとってもできるスポーツ」として59歳から吹矢を始めた小林さんは10年になるベテラン。若いころはテニスやヨットなどを楽しんだ守岡さんは健康づくりを目的に昨年から練習に参加し、競技歴は浅いものの正確に的を狙う力がある。赤穂と御崎の地区体育館などで毎週開かれている練習会で腕を磨き、5月の兵庫県大会で小林さんは男子10メートルの部2位、守岡さんは男子8メートルの部5位に入賞。全日本選手権への出場権を得た。
赤穂市スポーツウエルネス吹矢協会の会長を務める小林さんは「目標は決勝進出」と上位を目指し、守岡さんは「全国大会を楽しみたい」と微笑んだ。