阪神・淡路大震災から30年 HAT神戸で防災イベント「ひょうご安全の日のつどい」 神戸市
1月17日に『HAT神戸』（神戸市中央区）一帯で「ひょうご安全の日のつどい」が開催されます。入場無料。
阪神・淡路大震災から30年を迎えるにあたり、「震災を風化させない」を目的に、『忘れない』『伝える』『活かす』『備える』に加えて新たに『繋ぐ』をテーマとし、追悼と防災への意識を深めるための多様なプログラムが行われます。
11時45分から12時40分まで、HAT神戸内「人と防災未来センター前」で追悼式典が開かれます。この式典では、黙祷、子どもたちからのメッセージ、献唱、1.17ひょうご安全の日宣言、献花が行われます。献花や記帳は17時まで受け付けられられます。
9時30分から11時30分まで、「1.17ひょうごメモリアルウォーク2025」が実施されます。このウォークでは、王子公園からHAT神戸までの約4キロメートルのコースを歩きます。事前申し込み制で、定員600名の募集には多くの応募が寄せられました。
10時30分から15時まで、なぎさ公園で「交流ひろば・交流ステージ」が開かれます。ひろばでは防災に関する体験学習や炊き出し、ステージでは若者グループによる合唱や手話劇、落語家・桂福丸さんによる震災トーク、上田秀一郎さんの和太鼓パフォーマンスなど、防災について楽しみながら学ぶ機会が提供されます。
また、同会場では13時から15時まで防災訓練も行われ、避難誘導訓練や災害対策車両の展示も予定されています。
催しは雨天でも実施されますが、特別警報や大雨などの警報が神戸市で発令された場合は中止。詳しい情報は、公式サイトで確認できます。
＜記者のひとこと＞
1月17日に毎年行われている「ひょうご安全の日のつどい」ですが、今年は30年という節目の年。防災・減災について、新たに意識を強め、日ごろから備えておきたいと思います。
開催日
2025年1月17日（金）
場所
HAT神戸・なぎさ公園 ほか
（神戸市中央区脇浜海岸通1-4-1）
時間
9:30～15:00
問合せ
ひょうご安全の日推進県民会議事務局
TEL 078-362-9984