中国コンビニの「レジ袋」がメチャカワなので各自どうにかゲットしてぇー!! もはやレジ袋じゃなくてバッグぅー!!
北海道みやげ程度ならそのへんのスーパーで買えちゃうこんな時代。ちょっと海外へ行ったからって “珍しいみやげ” を探すのは割と根気のいる作業である。「本当に日本には売ってないのか? 絶対にか? ネットで買えるパターンではないのか?」……世知辛いよなぁ。
とか考えながら “日本で絶対に買えないバラマキみやげ” を求めて中国全土をさまよっていたところ、意外な場所でメッチャいいやつを見つけた。値段はタッタの25円。その場所はそう……コンビニだ! 難易度ゼロだね!!
・がんばれ日系コンビニ
中国には当然ながらたくさんのコンビニがあって、日系コンビニ大手3社「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」も着実に店舗数を増やしている。少なくとも上海とか北京といった都市部であれば、何の労もなく発見することができるだろう。
中でも店舗数が一番多い(日系コンビニの中で)のはローソンらしい。ローソン信者として誇らしい気持ちだ。
コンセプトはよく分からないが “なんかカワイイローソン” もたまに見かけた。ドラクエコラボローソンみたいなノリかな?
さて。今回私がオススメする中国みやげは中国のセブン、ローソン、ファミマどこでも購入可能。ただ店ごとに趣が異なるので、個人的には全店まわっていただくことを推奨したい。
その中国みやげとは……
『レジ袋』である!!!
・中国レジ袋事情
我々の知るレジ袋(=ナイロン袋)と比較すると仕立てが立派すぎるため、日本人の感覚だと「これはエコバッグだろう」と思うのではないだろうか?
が、これは正真正銘のレジ袋。日本と同様、レジで「レジ袋くーださい」と言えばコレに商品を入れてくれる。
値段は1.2元(約25円)と日本のレジ袋の5倍くらいするのだが、品質を考えればかなり安いと思う。そして何より……
コレ、メチャカワイくなーい!?
・メチャカワなのだ
普段なにげなく利用している日本コンビニのロゴが、よ〜く見ると中国仕様になっている……この事実に気づいたとき、我々は「ナニコレカワイイ!!!」という感情を抑えずにいられない。
先ほどお伝えしたとおり、このハイレベル・レジ袋は中国のセブン、ローソン、ファミマ全てで導入されている。これが中国のスタンダードなのだ。
サイズ感はコンビニごとに異なる。どれも底マチありタイプで、日本のレジ袋のLサイズくらいの容量がありそう。
唯一ツルツル素材のファミマは防水性に優れている。
分厚いメッシュ素材のセブンは耐久性抜群。
薄手ながら柔らかくて肌触りのいいローソンは1泊旅行くらいできそうなビッグサイズだ。ちなみに私は帰国後もこれらをバッグとして普段使いしているが、マジで全然ヘタらないのでビックリ。
世のレジ袋が全部これになったらそれはそれで不具合が生じそうだが、これを25円で提供できるのであれば、少なくとも日本のコンビニは絶対に導入すべきなんじゃなかろうか。再利用率がハネ上がることだけは間違いない。超エコ。
・分かる奴だけ分かってくれ
帰国後。私が持ち帰った数十枚の中国コンビニレジ袋を、みやげとしてバラまいた結果……
大多数の女子と一部オシャレ男子には大ウケでした。
中には「え……?」みたいな感じを出してくる者もいたが、それはセンスの相違なので気にしなくてよろしい。みやげなんてそもそも自己満ないし義理。私は久々に最高のチョイスをしたと感じている次第だ。大満足!
これを見て「カワイイ!」となったアナタは今すぐ1.2元握りしめて中国のコンビニへGO!
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.