【倉敷市】【12/14(日)開催】高梁川流域クロッシングフォーラム/交流会 ~ 地域を想う人と企業が集まる。新たな挑戦へのきっかけが生まれるイベント
企業同士がつながり、地域に新しいプロジェクトや事業を生み出す。
そのようなきっかけづくりを目的としたイベント「高梁川流域クロッシングフォーラム/交流会」が、倉敷中央病院 予防医療プラザにて開催されます。
地域の第一線で活躍する経営者の話が聞ける本イベントは、前回(2025年2月開催)は定員200名をはるかに超える300名以上の申し込みがあったほど、好評だったそうです。経営者や起業家だけでなく、誰でも参加できます。
2025年で5回目の開催を迎える「高梁川流域クロッシングフォーラム/交流会」の見どころについて紹介します。
「高梁川流域クロッシングフォーラム/交流会」とは
高梁川流域クロッシングフォーラム/交流会は、2025年12月14日(日)に倉敷中央病院付属 予防医療プラザで開催されるイベントです。
倉敷市の「高梁川流域クロッシング事業」の取り組みのひとつとしておこなわれ、高梁川流域のオープンイノベーションの促進を目的としています。高梁川流域クロッシングフォーラム/交流会は、地域の未来について学ぶだけでなく、さまざまな企業や人とつながりが持てるきっかけの場です。
異業種・異分野の企業が連携することにより、地域や企業が抱えている課題の解決や、新規事業の創出による地域振興が期待されています。
オープンイノベーションとは
自社以外の会社や大学など異業種・異分野が持つ技術や知識、アイデアを取り込んで、自社の経営資源の限界を打ち破る革新的なビジネスモデルを創出するイノベーションの方法論─情報発信ポータルサイト「高梁川流域CROSSING」より引用
イベントの内容について
フォーラムは、特別講演、基調講演、トークセッションの三つで構成されています。
特別講演では「岡山企業にとっての新たなビジネス展開の可能性」をテーマに、基調講演では「企業を変革するイノベーション」をテーマに、各経営者が登壇します。特別講演は今回初めての試みとなるそうです。
トークセッションでは、「スタートアップ」「アトツギ」「コンテンツビジネス」「医療・ヘルスケア」「地方の未来・そして展望」について、それぞれの分野が抱えている地域課題や地方の未来に関するテーマについて話し合います。
イベントは途中入場・退出も可能なので、気になる講演やトークセッションのみ参加でも問題ありません。
登壇者は、ベテランや若手の経営者や、地域で活躍している企業のかたばかりです。登壇者のプロフィールやテーマの詳細は、以下の画像からチェックしてみてください。
また当日は、「高梁川流域クロッシングアイデアコンテスト2025」に出場した若手起業家・学生も登壇する予定です。熱い想いが込められた若手のビジネスアイデアにも、ぜひ注目してみてください。
フォーラムの後は、毎年大好評の交流会もおこなわれます。会場は、フォーラムと同じ建物内である「ル リエール」です。
交流会は、立食形式で軽食を楽しみながら、気軽に参加者同士が話せる雰囲気のなかおこなわれます。定員50名に達する可能性もあるので、気になるかたは早めの申し込みがおすすめです。
フォーラム、交流会ともにGoogleフォームから参加申し込みをしてください。
今回で5回目の開催となる高梁川流域クロッシングフォーラム/交流会。イベントの見どころについて、倉敷市商工課の松井香菜子(まつい かなこ)さんにインタビューしました。
商工課にインタビュー
──5回目の開催となりますが、これまでと違う点はありますか?
松井(敬称略)──
トークセッションに、「アトツギ」と「コンテンツビジネス」の新たなテーマが増えました。
「アトツギ」では、倉敷商工会議所 青年部のかたに集まっていただき、実際に後継者として活躍しているかたにお話いただきます。スタートアップとは違い、後継者だからこそ抱える悩みもあると思いますので、近い状況で頑張られているかたにはぜひ聞いていただきたい内容です。
もう一つ、「コンテンツビジネス」では映像制作に関わられているかたにお越しいただきます。ビジネス色の強いテーマが多いなか、カルチャー的な内容は多くのかたにとって身近なお話になるかと思います。
また、特別講演も今回初めての試みとなりますのでぜひ聞いてみてください。
──見どころについて教えてください。
松井──
会場が倉敷中央病院ということもあり、「医療・ヘルスケア」のトークセッションでは、倉敷中央病院 総医院長の山形専(やまがた せん)さんにもご登壇いただきます。
ビジネスや地域の観点から医療分野のかたのお話を聞く機会はなかなかないと思うので、貴重な講演になると思います。
また、ご出演いただく皆さんは、地域をフィールドに第一線で活躍している個性豊かなかたばかりです。どのトークセッションでも、ここでしか聞けないお話を楽しんでいただけると思います。
──交流会はどのような雰囲気でおこなわれますか?
松井──
過去に開催された交流会では、明るく話しやすい雰囲気だったと聞いております。
立食形式で軽食もご用意しますので、食事も楽しんでいただきながら、いろいろなかたと交流していただけたらと思います。
──参加されたかたから反響はありましたか?
松井──
事前にいただいたコメントでは、「毎回楽しみにしています」「一度にいろいろなかたの話が聞けて勉強になります」など、ご好評いただいていることを実感しました。毎年参加してくださるリピーターのかたもいて、非常にありがたいです。私たち運営側としても、やる気につながりますね。
また、以前本イベントに関わっていただいた企業さんが、実際に他企業とコラボレーションして、事業化に向けて動いている事例もあります。高梁川流域クロッシングの目的が少しずつ実現してきて、大変うれしく思います。
──どのようなかたにおすすめしたいですか?
松井──
他社とつながりたいかたや、オープンイノベーションに興味のあるかたはもちろん、業界の垣根を越えて、交流を広げたいかたにも参加していただきたいです。
ビジネスと聞くと少しお堅いイメージを持たれるかもしれませんが、毎回一般のかたの参加者も多いです。地域で活躍している人の話に興味があるかたはぜひご参加ください。
──最後にメッセージをお願いします
松井──
高梁川流域クロッシングは、居住地域や職種を問わず、どなたでもご参加いただけるイベントとなっています。
途中の入退場も可能ですので、少しでも気になるテーマがあれば、その回のみの聴講でも大丈夫です。年に一度の機会となりますので、ぜひお気軽に足を運んでいただけたらと思います。
おわりに
ビジネス系のフォーラムなので、ついお堅い場を想像してしまいますが、実際は地域に関心がある人なら誰でも気軽に参加できるイベントでした。地域を想う人達が集まる場でもあると思います。
普段はなかなか接点のない異業種の人達とつながれるので、もしかすると思いがけないヒントやアイデアと出会えるかもしれません。
高梁川流域クロッシングフォーラム/交流会を機に、新たな取り組みが生まれるのが楽しみです。
気になるかたはぜひ足を運んでみてください。