QBBが「大阪・関西万博」に出展。原材料すべて「植物性素材」のメニューを販売するみたい
2025年4月に開催される「大阪・関西万博」に、QBBブランドで知られる神戸の企業「六甲バター」が出展します。会場では、原材料すべて植物性素材を使ったメニューを提供する「QBBこれもいいキッチン」を出店するそうです。
大阪府大阪市此花区1
画像:Q・B・B公式サイトより
QBBは「おいしいって、生きること。」をブランドメッセージとして掲げ、人が健康で楽しく生きていくために欠かせない「おいしさ」を追求している六甲バターのブランドです。
1kgのチーズをつくるのに排出される二酸化炭素(CO2)はおよそ21kgと言われているんだそう。チーズ業界としても脱炭素に取り組む使命があり、QBBはひとつの選択肢として「植物性の原料で環境に配慮したチーズ代替食品をつくること」に挑戦しているのだとか。
来年開催される大阪・関西万博では、大阪ヘルスケアパビリオン内の「ミライの食と文化ゾーン」に、動物性素材を一切使わず、原材料のすべてが植物性素材のメニューを販売する「QBBこれもいいキッチン」を出店します。
佐々木浩シェフ
高校時代、友人に手料理を振る舞ううちに、料理を通して人を笑顔にできることに魅力を感じ、料理の道へ。高校卒業後、滋賀県の料理旅館で修行を積んだ後、京都へ進出し3店舗の料理屋で修行。36歳で独立、「祇園さゝ木」を開店。「ミシュランガイド京都・大阪 2020」以降、5年連続でミシュラン三つ星を獲得。京都で最も予約の取れない店として、連日満席が続く。2011年、世界の料理本を顕彰する「グルマン+世界料理本大賞<シェフ部門>」にて、グランプリを受賞。
メニューは、「ミシュランガイド京都・大阪2020」以降5年連続三つ星の評価を受けた「祇園 さゝ木」の佐々木浩シェフが監修しているみたい。
植物性素材を使いながらも、食べ応えがあり、チーズメーカーならではの「とろける美味しさ」が楽しめるメニューを販売するそうです。
メニュー例
肉汁たっぷりのようなナスボロネーゼサンド
厚切りにスライスした太茄子をサクッと揚げたカツを主役に、濃厚な特製ボロネーゼをオリジナルヴィーガンフォカッチャに挟んだサンドウィッチです。クリームタイプとシュレッドタイプの2種のチーズ代替植物性食品でさらにボリュームUP。ジューシーな茄子とコクのあるソース、そして2種のチーズ代替植物性食品が絶妙なバランスの『未来のグルメサンドウィッチ』です。
夏野菜グリルのヴィーガンチーズカレー
夏にぴったりのスパイシーなカレーに、グリルしたゴロっとトマトをトッピング。さらにシュレッドタイプのチーズ代替植物性食品をアレンジしたソースをたっぷりかけました。スパイスの辛さ、トマトの程よい酸味、トロっととろけたマイルドなチーズ代替植物性食品で、食欲が落ちる夏日でもスプーンが止まらなくなる一品です。
大阪新名物!? P串カツ
植物性の代替肉、ざくざく食感が楽しいレンコン、そしてとろける食感がおいしいチーズ代替植物性食品と3種の植物性具材でつくった新しいおいしさの串カツです。
ミルキーシェイクパフェ&ストロベリードーナツ
オーツミルクを使用したミルキーなシェイクに、黒糖タピオカ、グレーズを施した米粉ドーナツをトッピング。クリームタイプのチーズ代替植物性食品を使った特製ホイップもたっぷりの、可愛いパフェ風ドリンクです。
店舗名
QBB これもいいキッチン
場所
大阪 夢洲(ゆめしま)大阪ヘルスケアパビリオン内 ミライの食と文化ゾーン
営業期間
2025年4月13日(日)〜10月13日(月)
カツサンドやカレー、串カツ、ドーナツなど、植物性素材を使っているとは思えないほどボリュームたっぷりのメニューばかりですね。万博を訪れる予定がなかった人も足を運んでみてはいかがでしょうか。