釣った魚で作る「秋の味覚」レシピ:小ダイの浅漬け うまみと食感を引き出す調理法
九州地方では紅葉ダイ(マダイ)がシーズンを迎えた。春の桜ダイに比べると型は小さいが、身の味が濃くて美味い。今回は「小ダイの浅漬け」を紹介。最近は秋の味覚としても注目されつつある。
小ダイとは
小ダイとは文字通り小さいタイ(マダイ)のことで、おおむね40cmくらいまで。このサイズだと生殖機能の働きが弱いためか臭みがなく、浅漬けに向いている。
持ち帰り方
持ち帰り方は至ってシンプル。釣れた魚からハリを外してクーラーに入れるだけ。氷が効いていれば絞めなくてもOK。
下処理
持ち帰った小ダイは頭とワタをとる。あとは内側(腹側)を水洗いすれば下処理は完了。
3枚おろし
下処理後は3枚におろし、皮を剥ぐ。ウロコが付いたままのほうが、皮が剥ぎやすい。
タレに漬ける
サク取りしたあとは刺し身にし、タレに漬ける。
割り下は濃口しょう油1、水1、みりん2。味の濃さ(好み)は水で調整する。このタレに30分ほど漬ければできあがり。
魚の味が最大限に引き出されるうえ、食感も最高だ。
<松田正記/TSURINEWSライター>