関東学院六浦高校 キャリア甲子園で特別賞 3年越しに花開く
この春で関東学院六浦高等学校=金沢区六浦東=を卒業した横尾大和さん、蔦智大さん、佐藤旬さんの3人が3月15日、全国の高校生を対象とした大型ビジネスコンテスト第11回「マイナビキャリア甲子園」で特別賞を受賞した。同校生徒の受賞は初めて。
同大会は企業・団体が出題するテーマに対して、高校生がチームを組んで課題解決に挑むビジネスコンテスト型探求学習プログラム。今年は過去最高となる3136チーム、1万1595人の高校生が全国から参加した。
1次の書類・プレゼン動画審査を通過した60チームが準決勝大会に出場し、勝ち上がった全10チームが2つの部門に分かれ決勝大会に挑んだ。
3人は「Discovery部門」で河合塾マナビスによるテーマ「若年層の新習慣を生み出す新事業」に対し、投資を正しく学び、始められるサービス「ファナビス」を提案。中学2年生のコロナ禍に投資を始めたリーダーの横尾さんが発案したもの。「投資は高校生が社会を知る窓口になる」と横尾さんは語る。
壮大な発想が評価
3人が受賞したのは、起業を視野に入れた壮大なアイデアを持っているチームに贈られる「特別賞」。金融教育という日本全体の課題に対するスケールの大きいアイデア性が評価された。蔦さんは「優勝を逃したのは悔しいが、発想力を強みとした僕たちらしい賞をいただけて光栄」と力強く話す。
横尾さんと佐藤さんにとっては1年次の書類落ち、2年次の準決勝敗退を経て迎えた最後の機会。「灰になるまで戦う」という思いをチーム名「Ashes(あっしゅず)」に込め、3年越しで入賞した。受験勉強と両立しながら準備を進めてきた佐藤さんは「中学からの仲である3人だからこそ実現できた」と話す。大会の結果を受けて横尾さんは「特別賞という形で3年間の挑戦が認められてうれしい。高校生活の最後に充実した青春を送ることができた」と笑顔で話した。