京都鉄道博物館にて「近江鉄道100形」特別展示へ 同館初の甲種輸送による車両展示(京都府京都市)
京都鉄道博物館にて「近江鉄道100形」の特別展示が行われます。展示期間は2024年10月29日(火)~11月25日(月)。甲種輸送による車両の特別展示は、同館開業後初めて。
展示場所は本館1F 「車両のしくみ/車両工場」エリア。車両は「モハ102号車」と「モハ1102号車」です。11月14日(木)以降は京都鉄道博物館に収蔵されているクハ117-1、オハ25-551もあわせて同じエリアで展示が行われます。
展示初日の10月29日11:00からは入線セレモニーが行われ、100形電車の入線シーンも公開されるとのことです。
車内公開も予定されており、今回は特別に、甲種輸送に必要な機材を積んだ状態で行われます。受付時間は初日29日(火)のみ14:00~16:30、それ以外の平日は10:00~14:30、土日祝日は10:00~16:30。このほかにも、期間中は近江鉄道や沿線市町のPRブースの設置、講演会なども予定されています。
近江鉄道は開業128年を迎える滋賀県の鉄道事業者。今年度より公有民営方式による上下分離へ移行しました。京都鉄道博物館の担当者によりますと、100形が選ばれた理由は「車両機構的に輸送に対応しやすいため」とのこと。
(近江鉄道100形車両イメージ 写真:KUZUHA / PIXTA)