『パイレーツ・オブ・カリビアン』 キーラ・ナイトレイ、リブート版復帰を否定 ─ 育児のため「きちんと身を引く必要がある」
海賊冒険アクション映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のリブート版とスピンオフ企画が進行中と伝えられ、本家シリーズのキャストの復帰が期待されている。しかし、過去4作でエリザベス・スワン役を演じたキーラ・ナイトレイは再登場の可能性に否定的だ。
ナイトレイは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007)で物語の鍵を握るエリザベス役を演じ、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)にもカメオ登場した。
イギリス出身で、現在は2児の母親であるナイトレイは、英のインタビューで「今は(海外へ)仕事に行けません」と話した。
「子どもたちにフェアではないし、(シリーズに)復帰したいとも思いません。子どもを持つことを選び、育児をしたいから、きちんと身を引く必要があるんです。[中略](『パイレーツ・オブ・カリビアン』の)撮影時間は過酷ですよ。人生の数年間を費やすことになるし、ロケ地や撮影期間、何を撮影するのかも自分では全くコントロールできませんから。」
現在、ナイトレイは『パイレーツ・オブ・カリビアン』を「自分を作ったものでもあり、同時に壊したものでもある」と振り返った。「(出演したことで)批判を受けたけれど、シリーズがヒットしたからこそ、私はアカデミー賞にノミネートされる作品にも出演できた。私にとっては最も成功した映画であり、最も批判される理由でもある、とても混乱した存在なんです」
ちなみにナイトレイは、2023年にも「彼女(エリザベス)は華麗に出航して、素晴らしい形で船で去りましたから」とシリーズへの復帰を否定していた。
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