NPO法人乳がん経験者団体HAPPY FOREVERが、逗子市の亀岡八幡宮で「ピンクリボンまつり」を開催
乳がんの早期発見の大切さを啓発する活動を行うNPO法人乳がん経験者団体HAPPYFOREVER(藤井ともみ代表)が10月14日、逗子市の亀岡八幡宮で「ピンクリボン祭り」を開催した。
代表の藤井さんが2022年10月に自費でマンモグラフィ検診車を招致し、乳がん検診のイベントを企画したのが始まり。今回で関連イベントは3回目。昨年のイベントではマンモ検診を受けた人で実際に乳がんの早期発見につながったケースがあったという。
会場では逗子市の保健師による乳がんセルフチェック指導やピンクリボンづくり、健康関連グッズ販売のブースのほか、地元飲食店のキッチンカーや屋台も並び会場を盛り上げた。
特設ステージでは地元のキッズダンスチームやフラダンスの披露のほか、HAPPYFOREVERのメンバーによるトークショーなどが行われた。
藤井さんは「30代40代の若いママさん世代にも自分事として捉えてもらうきっかけにしてほしい。今回は資金が足りず、マンモカーを呼べなかった。募金・クラウドファンディングを呼び掛けて資金を集めて、来年は実現したい」と意気込んだ。
来年のマンモカーのための寄付はクラウドファンディングサイト「READYFOR」から「HAPPYFOREVER」で検索。目標金額は110万円。締め切りは10月31日(木)午後11時。
毎年10月1日から31日の1カ月間は「乳がん月間」で、全国各地で乳がんの早期発見・早期治療を啓発するピンクリボン運動が行われている。