柏市制70周年×あけぼの山農業公園30周年!こらからも柏のまちで笑顔で暮らせますように【柏市】
柏市制70周年の今年、あけぼの山農業公園(柏市布施2005-2)も開園30周年を迎えました。
そんな周年イヤーを記念して10月いっぱい開催された「あけフェス」では、さまざまなイベントが企画され、にぎわいました。
その中から2つのイベントを訪れ、参加した市民の皆さんに、柏のまちの未来へ込めた思いを聞きました。
秋の夜空に幻想的な光 〜思いを込めて〜ランタンナイト
倍率7倍! 200個のランタンが空に
「あけフェス」のメインイベントともいえる「ランタンナイト」は、10月13日に第一芝生広場で開催されました。
200組の定員を大幅に上回る1400通もの応募があり、倍率は実に7倍。
幸運な当選者たちが200個を超えるランタンを夜空へ放ち、ほのかで温かな光の舞う幻想的な世界を楽しみました。
ランタンはLEDライトを使用し、空に飛ばすのではなく糸と重りを付けて空に浮かべるもので、糸の長さは約20メートル。
参加者たちは「思ったより高く上がって楽しかったです」と話し、夜空に浮かぶ幻想的なランタンの光を眺め、写真に収めていました。
家族みんなの健康と幸せを祈って…
ランタンにどんな思いを込めたか参加者に聞いてみると、「子どもの健やかな成長を祈って」「家庭円満を祈って」との声が多数。
中には「宝くじが当たりますように」と祈った人も。
家族連れで来ていた小学6年生の女の子は、「家族みんなの健康と幸せを祈りました」と答えてくれました。
また幼児を連れたあるお父さんは、「子どもにいろいろな体験をさせたくて、応募しました。当選して良かったです」と話していました。
参加の動機については、「テレビで海外のランタンナイトを見て、一度やってみたいと思っていました」「映画『塔の上のラプンツェル』の夜空に浮かぶランタンのシーンが好きで、実物を見たくて連れてきてもらいました」といった声が聞かれました。
「映えた写真を撮りたくて。ランタンを上げる時も撮影に集中していて無心でした」という人も。
心に残るひとときを多くの市民が楽しんだ秋の夜でした。
みんなの思い、すくすくと 「ミライノ木」&「柏の木をみんなのメッセージで育てよう!」
子どもの身長を記録する「ミライノ木」
柏の幹に見立てたデザインのボードに、子どもの身長を記録する「ミライノ木」は、身長と同じ高さの位置に葉っぱの形のカラーペーパーやドライフラワーを貼り付けて、みんなで一つの大きな木を作り上げるという企画です。
「あけフェス」期間中の10月いっぱい、同園資料館1階のキッズルームに設置され、多くの親子連れが子どもたちの身長を記録していきました。
完成した「ミライノ木」は1年間保管され、来年2025年の10月に再び公園内で展示を行います。
同園の担当者は「お子さまが1年でどのくらい成長したか、来年また来て確かめてみてください」と話してくれました。
みんなのメッセージで柏の木を育てよう
同園ふるさと広場にも、柏の幹に見立てたデザインのボードが設置されていました。
こちらは「柏の木をみんなのメッセージで育てよう!」という企画です。
年齢・性別を問わず、公園を訪れた人たちが思い思いのメッセージを柏の葉の形のカードに書いて、柏の幹に見立てたボードに貼るというもの。
メッセージには、柏の自慢、居心地のいい場所、柏に来る理由・住む理由、柏のヒミツ、柏で未来につなげていきたいもの、あけぼの山農業公園に期待すること、かなえたい夢などが書かれていました。
春のチューリップ、夏のヒマワリ、秋のコスモスと、同公園の花の良さを挙げるものが多く、中にはコスモスの植栽方法への意見・要望も。
「また来たい」「また来るね」や、「柏がハートであふれますように」といった心温まるものもありました。
寄せられたメッセージは、柏市のホームページなどでも紹介されるとのことです。