湘南台小・三木さん 鵠沼小・下田さん 卓球で県入賞、全国へ 「さらなる高み目指す」 岸田クラブ所属の2人
湘南台小学校6年の三木梢愛さんと鵠沼小学校4年の下田旺典さんが5月3日、全日本卓球選手権大会県予選で入賞し、今夏行われる全国への切符を手にした。湘南台にある岸田クラブ(三木朋子代表)に所属する2人。市外からも多くの小中学生が通う同クラブからは、他にも7人が出場する。
県予選で女子ホープス(小学校5・6年)の部、2位の結果を収めた三木さん。決勝で戦ったのは、幼い頃からのライバルだった。「負けてしまったのが心残り。自分の技術が相手より劣っていたと思う」と悔しさをにじませる。今回で4度目となる全国への出場。ライバルから刺激を受け「1日ずつ大切にして、練習で足りない部分を埋めていきたい」と語り、全国ではより高い順位を狙う。
下田さんは男子カブ(3・4年)の部で2位となった。大きな大会での入賞は今回が初めてだという。「バックドライブが決まり、結果につながった。入賞できてうれしい」と笑顔を見せる。大舞台を前に、「フォアハンドとバックドライブを安定させて、勝利に近づきたい」と話し、ベスト8入りを目指す。
2人が出場する「全農杯2025年全日本卓球選手権大会」は7月25日(金)から2日間、兵庫県で開催される。
また、三木さんは今年の冬に上海で開催が予定されている「東アジアホープス卓球大会」にも日本代表として出場が決まっており、今後の活躍が期待される。