「勝つ気持ち」さらに強く パリ五輪の体操競技代表・岡村真さん 四日市市役所を訪問
体操競技女子の代表としてパリ五輪に出場し、団体で8位入賞した相好体操クラブ(四日市市大井手)の岡村真さん(四日市大1年)が9月25日、四日市市役所を訪問し、同市の森智広市長、四日市市議会の石川善己議長らに結果報告をした。市からはスポーツ功労賞、四日市市議会からはスポーツ表彰が岡村さんに贈られた。
市役所庁舎1階の正面玄関1階ホールでは、横断幕を持った市職員、来庁者ら、四日市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」が岡村さんを出迎えた。岡村さんが姿を現すと拍手が沸き起こり、さらに注目を集めた。森市長が代表して祝いの花束を手渡した。 市総合会館のパブリックビューイングで岡村さんの試合を観たという森市長。「入賞おめでとうございます。次への期待も高まる結果、これからも四日市を拠点に活躍してほしい」と声を掛けた。
岡村さんは「応援ありがとうございました。メダルをとれなくて悔しい気持ちもありますが、次の五輪へ向け、勝つぞという気持ちがもっと強くなりました」と出迎えた人らの前で話すと再び拍手が沸き起こった。
8階の来賓応接室へ移動し、森市長、石川議長らに大会の様子などを話した岡村さん。相好体操クラブの代表・山本将之さん、同クラブの外村和才監督も同席した。市からはスポーツ功労賞、四日市市議会からはスポーツ表彰が贈られ、森市長と石川議長がそれぞれ表彰状を手渡した。
「楽しみと喜び、わくわくしながらみさせていただきました」と石川議長。岡村さんは「ずっと目標だった大会に出ることができたのは経験になった」と話し、「今回の大会で自分へ点数をつけたら何点ですか」と聞かれると「70点。次回の大会で残りの30点を取りにいきたい」と2028年のロス五輪へ向け、闘志を燃やしていた。
【山本代表(右から3番目)、外村監督(同2番目)も岡村さんと一緒に記念撮影=四日市市諏訪町】