“すごい俳優たちと仕事をした” チョン・ドヨン主演、オ・スンウク監督最新作『リボルバー』メイキング映像公開
名優チョン・ドヨン主演、オ・スンウク監督最新作『リボルバー』(原題:리볼버)が、2月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開。本作のメイキング映像も公開された。
チョン・ドヨン史上最高にドライな復讐者を演じる、失われた金と名誉を巡る韓国リベンジ・ノワール
『新しき世界』『アシュラ』など、幾多の韓国ノワールの傑作を送り出している制作会社サナイピクチャーズが新たに放った渾身の一作。それが究極のリベンジ・ノワール『リボルバー』だ。警察内の汚職スキャンダルに巻き込まれた刑事スヨンは、恋人の罪を被る見返りに大金をもらう“約束”をし、服役する。しかし出所した彼女の前には誰も現れなかった…誰が裏切った!?裏切り者に必ず約束を果たさせるため、そして人生を取り戻すため、スヨンはリボルバーを手にたった一人で決死の闘いに身を投じていく…。
登場人物は全員悪人、誰が敵で味方なのかもわからないスリリングなストーリー展開に観る者全てが引き込まれていく本作で、主演を務めたのは、『シークレット・サンシャイン』で韓国人初のカンヌ国際映画祭女優賞に輝き、『スキャンダル』『ユア・マイ・サンシャイン』『ハウスメイド』など数々の名作で知られる実力派のトップ俳優チョン・ドヨン。 『無頼漢 渇いた罪』に続いてオ・スンウク監督とタッグを組み、「チョン・ドヨンがこれまで出演してきた映画で見せていない新たな顔を表現したい」という監督の期待に応え、徹底的に感情を抑制し、静かな迫力をみなぎらせ、主人公スヨンの復讐劇を体現。共演には「江南Bサイド」のチ・チャンウク。強烈な怪演を披露し、本作で韓国映画製作家協会賞で助演男優賞を受賞。さらに「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」のイム・ジヨン、「イカゲーム」のイ・ジョンジェ、『密輸 1970』のキム・ジョンスなど映画、ドラマで活躍する豪華キャストが集結。
メイキング映像公開!
今回、解禁となるのは本作の撮影風景やチョン・ドヨン、チ・チャンウク、イム・ジヨンそしてオ・スンウク監督のインタビュー満載のメイキング映像。オ・スンウク監督は開口一番「すごい俳優たちと仕事をしました!」と、まぶたや顔の筋肉がかすかに震える演技までみせたチョン・ドヨンたち俳優たちの演技を絶賛。それを受け、今回オ・スンウク作品初参加のイム・ジヨンも「ある意味爆発的で、感情を抑えた中、各キャラのジレンマの衝突から生まれるケミストリーが魅力的」とコメント。そしてオ・スンウク監督が「鋼の心臓を持つ主人公だけど、チョン・ドヨンという俳優の品格と共感能力を考えながらシナリオを描いた」というスヨンを演じたチョン・ドヨンは「夢を持っている人物。夢をかなえるために不正も働きますが、人生を切り開くことを知っている人物」と自らの役を説明。さらに「このような姿や感情で演技したのは初めて」と明かし、山中でチ・チャンウク演じるアンディが仕向けた男たちと戦う場面では、撮影前に段取りを入念に確認し、自らアクションに取り組む姿は必見。
一方、眼鏡をかけ、インテリを気取りながらも、香水をかけた狂犬とよばれるアンディを演じたチ・チャンウクは「アンディというキャラが面白いと思ったし、より面白く演じられそうな気がした」と意欲をみせ、監督と真剣な眼差しで話し合う様子もみられる。オ・スンウク監督は「脚を震わせては怒り出す。アンディの全貌が明かされるときの演技はとても素晴らしい」と絶賛。これまでのイメージを覆す怪演に期待が高まる。
そして、「スヨンを手助けしながらも裏切りながらも不可解な行動を続ける」ユンソンを演じたイム・ジヨン。その中でも特に印象的なセリフ「私はほんのこれくらい あなたの味方です」をオ・スンウク監督が例にあげ、「このセリフは完璧な愛情の告白。まるでバットマンとロビン」と独自解説も。チョン・ドヨンも「2人がどの瞬間にどの姿を見て同じ道を行くか映画をみればわかると思います」と語り、スヨンとユンソンの関係が究極の復讐劇にどういう結末をもたらすのか、注目だ。
「素晴らしい俳優が大勢出演して、この映画がとても豊かになった」(チョン・ドヨン)「静けさの中に強烈さのある映画」(イム・ジヨン)「ご期待ください」(チ・チャンウク)と自信をみせる人気実力派の俳優たちの演技バトルから目が離せない。