犬が生活の中で見せる『健気な行動』5つ 愛犬のことがより愛おしくなる仕草とは
犬が生活の中で見せる健気な行動
健気とは、困難に立ち向かっていく姿や、勇ましい姿、ひたむきに頑張る姿勢や、真面目に一生懸命に取り組む様子をあらわす言葉です。
犬のための言葉だ、と言っても過言ではないほど、犬とは健気な動物です。愛犬の健気な行動に心打たれる飼い主もいらっしゃるのではないでしょうか。
1.風邪で寝込んでいる飼い主に寄り添い続けること
犬が生活の中で見せる健気な行動は、風邪で寝込んでいる飼い主に寄り添い続けることです。
お散歩には連れて行ってもらえません。トイレが汚れっ放しであったり、飲み水が空っぽになったりすることもあります。ごはんの時間になっても寝ていることもあります。
そんな飼い主に対して文句ひとつ言わず、ただ静かに寄り添い続ける犬の健気さには感謝するばかりです。
風邪で寝込んでいるとき、寄り添ってくれる愛犬の存在がなければ、ひとり寂しく不安な時間を過ごしていたはずです。
2.飼い主の叫び声を聞いてすぐに駆け寄ること
犬が生活の中で見せる健気な行動は、飼い主の叫び声を聞いてすぐに駆け寄ることです。
自宅の室内でゴキブリや蜘蛛などの虫を発見したとき、思わず大きな声が出てしまうことってありますよね。
飼い主の恐怖混じりの声を聞き、「飼い主を助けなければ!」「飼い主を守らなければ!」という気持ちから駆け寄るのではないでしょうか。
海外では、強盗から飼い主を守るため勇敢に立ち向かい、大怪我を負ってしまった犬がいたという話を聞いたことがあります。
もしも愛犬が危険に晒されたとき、あなたは危険を顧みず立ち向かって行くことができるでしょうか。
3.飼い主の帰りを待ち続けること
犬が生活の中で見せる健気な行動は、飼い主の帰りを待ち続けることです。
玄関で飼い主を見送った後、その場に数時間居続ける犬もいるそうです。飼い主が帰宅する10分前には玄関でスタンバイしている犬もいるそうです。
何時に帰るかもわからない飼い主を待ち続けることは、余程の忍耐力がなければできないことなのではないでしょうか。
私たち人間であれば、例えば「17時に帰る」と言われれば気長に待ち続けることができますが、何時に帰るかもわからない相手を待ち続けるって精神的に苦痛ですよね。
4.同居する犬や猫を気遣うこと
犬が生活の中で見せる健気な行動は、同居する犬や猫を気遣うことです。
1匹が体調を崩して元気なく寝ているとき、何度も様子を見に行ったり、自分も隣で体を丸めて寝たり、心配する様子を見せることがあります。
我が家には、超小型犬・中型犬・猫の3匹がいます。中型犬が猫に威嚇やパンチをされたとき、超小型犬が駆け寄り、間に入ることがあります。
猫にパンチされてしょんぼりしている中型犬のことを舐めてあげることもあります。慰めているのだと思います。
体の大きさが違ったり、種族が違ったりしても、家族を大切に思う気持ちは同じなのですね。
5.赤ちゃんを守ろうとすること
犬が生活の中で見せる健気な行動は、赤ちゃんを守ろうとすることです。
飼い主が赤ちゃんを叩くフリをして見せると、間に入ったり、飼い主を止めたりする犬がいますね。泣く赤ちゃんの子守りをする犬もいます。SNSで見かけたことがあるのではないでしょうか。
自分よりも小さく弱い立場であることを理解し、守っているのでしょう。
まとめ
犬が生活の中で見せる健気な行動を5つ解説しました。
✔風邪で寝込んでいる飼い主に寄り添い続けること
✔飼い主の叫び声を聞いてすぐに駆け寄ること
✔飼い主の帰りを待ち続けること
✔同居する犬や猫を気遣うこと
✔赤ちゃんを守ろうとすること
犬と暮らしていなければ絶対に見ることのできない犬の健気な行動があります。
犬と暮らしていない方は、お散歩中の犬の行動を観察してみてください。飼い主に対して健気な行動をする姿を見ることができるかもしれません。