大和市 行政組織を4月に再編
大和市は来年4月から、行政組織を再編する。現行の13部体制は維持しながら、2025年度から始まる新総合計画に掲げる将来都市像の実現にむけ6部を再編、名称変更する。改正条例案が開会中の市議会定例会に上程された。12月20日に採決が行われる予定。
現行の政策部は「未来政策部」に改称する。あわせて市長室マーケティング課を加える。
市民経済部は「市民経済・にぎわい創出部」とし、文化スポーツ部のイベント観光課と国際・男女共同参画課、環境施設農政部の農政課を加え、保険年金課を他部へ移管する。
環境施設農政部は「環境共生部」に改称。農政課を他部へ移す。
健康福祉部の健康づくり推進課と医療健診課、文化スポーツ部の文化振興課、図書・学び交流課、スポーツ課が合流し「健幸・スポーツ部」を構成する。
健康福祉部は他部に2課を移し保険年金課を加えて「あんしん福祉部」に、街づくり施設部は「まちづくり部」にそれぞれ改称する。
課の名称は今後変更される可能性がある。
市では第10次総合計画を策定中で、11月21日に古谷田力市長が総合計画案の概要を発表した。
市長は将来の都市像を「みんながつながる健幸(けんこう)都市」に設定。その実現にむけて「いつまでもみんなが元気でいられるまち」や「安心して暮らせる安全なまち」など、7つの目標を掲げている。